全日本スーパーフォーミュラ選手権で供給している「ADVAN A005(ドライ用)」を装着し、内燃機関車でのコースレコードを更新
今回総合優勝したのはアンリミテッドクラスに出場したRobin Shute(ロビン・シュート)選手が駆る「2018 Wolf TSC-FS」で、10分9秒525を記録した。
シュート選手は予選において、同社が全日本スーパーフォーミュラ選手権で供給している「ADVAN A005(ドライ用)」を装着し、内燃機関車でのコースレコードを更新。所々、濃霧により視界が悪くウエットコンディションとなった決勝では、同選手権に供給している「ADVAN A006(ウエット用)」を装着し、丁寧で力強い走りにより総合優勝を果たした。
ADVANレーシングタイヤ装着車はほかにも、オープンホイールクラスでCodie Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」が、タイムアタック1クラスでDavid Donohue選手の「2019 Porsche GT2 RS Clubsport」がそれぞれクラス優勝するなど、ヨコハマタイヤ勢が活躍した。
今年初供給となったバイオマス由来のブタジエンゴムを採用した「ADVAN A052」を装着してエキシビションクラスに参戦したBlake Fuller選手の「2021 Tesla Model S Plaid」はクラス6位で完走。また、「ADVAN A052」のワンメイクで競われる「ポルシェ パイクスピークトロフィー by Yokohama」クラスでは、Cam Ingram選手がクラストップでフィニッシュした。
「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライムレース。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2862mのスタート地点から標高4300m にあるゴールまでの約20kmのコースにて競われる。ヨコハマタイヤ装着車は2020年の総合優勝に加え、2021年に2部門でクラス優勝。今年は全エントリー72台中23台がヨコハマタイヤを装着して参戦した。