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乗り味と操舵性の好バランス 足まわりや直進安定性も絶妙
ムーヴはワゴンRとともに軽ハイトワゴン市場を牽引してきた立役者。だが、最近はハイトワゴンクラスにもムーヴキャンバスやワゴンRスマイルといったスライドドア車が参入し、販売台数を伸ばしているため、ムーヴの販売台数の大部分はキャンバスが占めている。とはいえムーヴだって魅力がないわけではない。
エクステリア
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ムーヴに乗って最初に感心させられるのが走りの良さだ。特に乗り心地と操縦安定性のバランスの良さは、今でも軽トップクラスと言える。
インストルメントパネル
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重心の高いハイトワゴンだと足まわりを少し硬くする必要があるが、ムーヴにはそれがなく、適度な柔らかさがあるサスペンションは荒れた路面でも突き上げ感が非常に少ない。カーブに差し掛かってもロールを抑え、姿勢を乱すことなくスムーズに曲がってくれる。直進安定性も良く、フロントシートのフィット感も高いため、高速道路を使ったロングドライブも苦にならないのだ。
居住性
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エンジンは自然吸気とターボを設定。ムーヴの車両重量なら自然吸気でも力不足を感じるシーンは少ない。坂道や高速道路の合流時などで加速が必要なときは、パワーモードを選択すればCVTが高回転を維持してくれるので走りやすくなる。
うれしい装備
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月間登録台数 2487台(21年8月〜22年1月平均値)) 現行型発表 14年12月(一部改良 21年9月) WLTCモード燃費 20.7km/l※「L」系「X」系(カスタムを含む) 自然吸気のFF車
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ラゲッジルーム
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ムーヴならキャンバスには設定のないカスタムを選ぶことができ、パワフルなターボがあるのも美点。まもなくフルモデルチェンジという噂があり装備には古さを感じさせるが、現行型でも走りの実力は高い。
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※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.140「2022年軽自動車のすべて」の再録です。
http://motorfan-newmodel.com/integration/140/