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デビューから25年、5代目プリウス誕生
新型クラウンの変貌など、我々をアッと驚かせてくれるトヨタ。さらに驚かされたのが、新型プリウスだ。「21世紀に間に合いました」をキャッチコピーに初代が登場したのが1997年のこと。当時まだ夢と思われていた、ハイブリッドの量産市販モデルとして登場して、世界的なエコカーのトップランナーに躍り出た。
あれから25年。5代目となる新型はエモーショナルなスタイルをまとって、今までのプリウスとは決別したかのような驚きの姿となった。自動車産業100年に1度の大変革という時代に掲げられたのが「ハイブリッドリボーン」というコンセプトだ。
ウワサレベルではあったが、新型はもう出ないとささやかれもしたし、ハイブリッドが当たり前になりすぎて、プリウスの存在価値が薄れてきていたのは事実。実際に新型については様々な意見が出るなど紆余曲折あり、発表会ではその実際のやり取りも披露された。
なかでも豊田章男社長の「どうしても残さないといけないクルマ」という強い思いはキーだろう。
その結果がこの形。燃費がいいのは当然なだけにあえて燃費スペシャルモデルを謳っていないのはすでに当たり前のことだろう。その上で新型の魅力はやはりそのデザインだ。5ドアクーペのようなローフォルムで、40mmもダウン。足もとは19インチのタイヤ&ホイールが存在を主張している。フロントウインドウの傾斜はレクサスLC並みに寝かされているなど、見どころは多い。
これらは小手先のデザインだけでなく、技術陣の協力、そしてこだわりがあってこそ実現したもので、性能の進化も目が離せない。
デザインコンシャス&スポーティさUPに注目
ハイブリッドシステム(2L&1.8L)
システム最高出力 | 2L=144kW(196PS) |
1.8L=103kW(140PS) | |
0-100㎞/h加速 | 2L=7.5秒 |
1.8L=9.3秒 |
プラグインハイブリッドシステム(2L)
システム最高出力 | 164kW(223PS) |
0-100㎞/h加速 | 6.7秒 |
EV走行距離 | 50%以上向上 |
プラグインも最初から用意
北米仕様はどう!?
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]