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キャンプへGO!! 使ってみてわかったあれやこれや
サイバーナビ「AVIC-CL912Ⅱ-DC」を試すべく、デリカD:5で1泊2日のキャンプドライブへと繰り出した。メンバーはカメラマン、ライター、キャンプ系ユーチューバー、そしてアタクシと全部で4名だ。3列シートのミニバンとはいえ、キャンプ道具やら撮影機材やらで車内はかなりの混雑。オッサン4人乗車でドライブを楽しめるのか、かなり疑問だあ……。
あきるの市のカメラマン宅スタートで、予約した小諸のキャンプ場を目指す。ナビの選んだルートによれば「あきるのIC」から圏央道に入り関越道への案内だが、カメラマン氏のヒューマンナビのアドバイスにより100円節約できる「日の出IC」よりイン。ルートを外れてもリルート探索がスピーディで安心できる。
今回の取材では、ナビゲーターは助手席のライターさん。ナビの操作をお任せしながらのドライブだったけれど、徐々に使い方が分かってきたら、自分でもいろいろな機能を試したくなってきた。検索機能ひとつとっても方法は豊富に用意されていて、キャンプ場近くのスーパーも簡単に見つけることが出来た。また「フリーワード音声検索」を使って立ち寄りポイントなどを探してみたが、音声認識力の高さには驚かされた。
搭乗者全員でサイバーナビのWi-Fiアクセスを試してみた。パスワードを入れるだけで簡単に繋がった。これでアマゾンミュージックも聴けるが、やっぱりアタクシ的にはCDが聴けるのがとても嬉しい。イコライジングはベース音が心地よいパワフルの設定が、ソウルやジャズ嗜好のアタクシ好みで気持ち良い。スピーカー交換も効いているようだ。欲を言えばユニット下部のハードキーがもう少し大きい方が良いとか、CDがワンタッチで出し入れできれば良いとかあるけれど、これ慣れが解決してくれるはず。
テントの設営も終わり夕食までの時間はサイバーナビのAV機能を使ってYou Tubeを観たり、テレビを視聴したりを試してみた。ドコモのLTEエリアなら山間部にあるキャンプ場での利用も可能だ。基本的に車載用なのでエンジンをかけてなければ使用できないが、いざとなればパソコンを繋いでテレワークも可能(誰もしなかったが)。
帰路は立ち寄り地点として野辺山・清里方面のスポットを検索し中央高速回りで。所々で新ルートの提案がされたり、ちょっとした渋滞もあったが、ほぼナビの示す到着予定時間どおりにゴールできた。
ストレスのないルートガイドはもちろん、AV機能にも助けられ、オッサン4人のドライブも楽しく過ごせた。
住所:長野県小諸市甲4444-1 0267-46-8786
www.officekaruizawa.com
ドライブを楽しむサウンドチューン
今回装着したAVIC-CL912Ⅱ-DCには、ノイズの少ないクリアなサウンドを実現する独自の「マスターサウンドリバイブ(MSR)」を搭載。ということで、スピーカーシステムも一新した。フロントにはカスタムフィットの17㎝ウーファー&29㎜ツイーターによるセパレート2ウェイを、助手席下にはパワードサブウーファーを追加し、サイバーナビの高音質をより引き出すことにした。中域まで再生するツイーターとウーファーにより豊かな中域の再生を実現するが、取り付けにあたり“スピーカー本来の性能を最大限に引き出す”という高音質インナーバッフル プロフェッショナルパッケージ「UD-K624」(1万3200円)」を利用。これより、さらに濁りのないサウンドが車内に広がった。
03-5566-0259 http://www.mistral-co.jp
ワイドな視界のバックカメラ
自然な画像で鮮明に表示し、見やすさを追求した汎用バックカメラユニット「ND-BC8Ⅱ」(1万4300円)も装着。取り付けに当たってくれた『ミストラル』によれば、装着に3〜4時間を要したとのことだったが、4名乗車&4人分のキャンプ用品&カメラ機材を満載し後方視界が不十分だったD:5の救い主となった。カメラは純正ポジションに装着したが、画像周囲が“ケラレる”ほどの広画角。ガイドラインも適切で画面も昼夜を通して鮮明だった。
Wi-FiもCDも使えて楽しい
アタクシの場合、取説はほぼ読まずに使うタイプなので、最初はいろんな機能が画面に出てくるのを見て面食らったけれど、どういう構成になっているかを感覚的に掴むとそれなりに学習して応用を効かせながら使えるようになるもんだ。最初の掴みさえわかれば(中学の時さっぱり英語がわからなかったけれど三単現理解した瞬間に前に進めるようになった。といっても今英語はさっぱりですが)使い方がわかり慣れ親しんて行くものだと。ただスマホと一緒で高機能で便利なんだけれど全てを理解して使い倒す派じゃないので、自分にとって必要なところだけ使えれば良いと。アタクシ的に一番なのはCDが聴けるところ。これ若い編集部員に言うと、いまは音楽はストリーミングで楽しむものらしく「時代じゃないですよ」と笑われる。確かにほとんどの楽曲は揃っているようだけれど、アタクシはもとを正せばレコード盤世代。アルバムとして音楽を聴くので持っているCDをクルマに持ち込んで聴きたい派なのだ。
▷やっぱりクルマにはクルマ専用のナビが最適だった!【デリカdeリカバリー計画 Vol.17 前編】はこちら
STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年10月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]