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オリジナルパーツも含め開発が進行!
確かにワゴン、SUVでも〝らしい〟スポーツモデルをラインアップしているが、現在SUBARUで販売されている明確なスポーツモデルと言えるのはBRZ、WRXの2台と言えよう。そしてインプレッサを起源とするWRXの名前に思い入れがあるSUBARUファンも多いのではないだろうか。また、WRXはチューニングベースとして人気が高い車種でもあった。現在も根強いファンがいて、メーカー、ショップ等のプロたちは今でも同車の開発を進めているほど。では、最新=現行モデルはどうか?
SUBARU車に強いショップ、A PITオートバックス東雲は、昨年後半からVB型WRXの開発をスタート。昨秋にはまずは素性を探るべく、ほぼノーマル状態でのサーキットテストも行った。24年2月の時点で、車高調、マフラー(ともにHKS製)を導入し、リアにクスコのハイブリッドデフをインストール。車両の状態を把握するべく各種センサーを追加したのも特徴。外観では、サードと共同開発のコラボリアウイングが存在感を主張。最新のトピックは、スピードリミッターカッターが完成&発売開始したこと。ブースト圧をとるためのアダプターも独自に開発するなど、ただパーツが出揃うのを待つだけではないトコロも、SUBARU車に力を入れるA PIT東雲らしさが表れている。
スモーク仕様の前後エンブレムなど、ドレスアップ面でも〝違い〟がアピールできる体勢が整う。さり気なく、光や見る角度で色が変わって見える大人な色味のラッピングを施すなど、カスタム面も参考になる。現状、VB系WRXのチューニング、カスタムはまだスタートしたばかり。だけどA PITのWRXを見ていると、今後確実に加速しそうな予感がする。
ベース車の素性を見極めるためのアイテム
SUBARU STYLE(スバルスタイル) Vol.15より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]