“しごでき”職人が突き詰めた機能美収納の極み! ダイハツ『ハイゼットカーゴ』が、最強のワーキングバンに!

【軽バン荷室カスタム #003】
優れた機動力に十二分な収納スペースを誇るハイゼットカーゴだが、むやみやたらに材料や工具を積み込んでも取り出しや片付けに時間がかかるばかり。
スマートに仕事をこなしていく一流職人が構築した荷室カスタムをとくとご覧あれ!

作業効率向上だけでなく見映えもしっかり重視!

仕事のできる職人といえば、迅速確実な作業だけでなく、想定外の事態に対する対応力にも長けている。もちろん、そうした動きは適材適所に使える作業道具や材料があってこそのものだが、対応力を高めようとすればするほど現場に持ち込みたい積載物は増えていき、必然的に車両サイズも大きくなっていくワケだ。

さて、ここで注目してもらいたいのは、第一種電気工事士として活躍しているLifActさんの愛車。機動力と収納性が両立されたハイゼットカーゴを相棒に各地を忙しく駆け回っているのだが、その荷室は必要なものをスピーディに取り出せて、見映えも美しい機能美収納の極みとなっていた。

「独立するまでは社用車のハイエースだったので、棚組み収納でも十分でしたが、車幅の狭いハイゼットカーゴは必要なものが積み込めても素早く取り出せない。そこで車両オーダーと同時に知り合いのクルマで各部を採寸し、SNSで見かけて気になっていたスライドレールを採り入れたカスタム収納の構築へ取り組みました。休憩時に運転席がリクライニングできること、整理してもごちゃつき感が出るショートパーツは素早く取り出せる位置の引き出しに隠すなど、テーマを設けて左右分割レイアウトとしてみましたが、使い勝手は上々。スタッキング可能なタフビルドのツールボックスや海外製ツールのディスプレイなど、見た目のカッコ良さにもこだわっています」。

必要道具をしっかり揃えて、なおかつエアコンなどかさばりがちな材料まで楽に積載できるワーキングバン。それではさっそく、こだわり尽くしの機能美を紹介していこう。

充実装備を使い勝手よく集約する職人ラゲッジ

軽自動車規格のタイトな室内だと理想や使い勝手を突き詰めるほどにバランスも崩れていきやすいが、LifActさんはタフビルドのツールボックスを使っての電動工具収納や作業台兼積載スペースの確保など明確にテーマを決めてから寸法出しや使い勝手を徹底シミュレーション。そこから部材チョイスや組み付けへ取り組んだため、初めてカスタム収納を手がけたとは思えないほどの完成度の高さを誇っている。「使いたいツールボックスを決めていたことで左スライドの寸法が定まりましたし、そこを基準にテーマへ合わせた収納を組み合わせていきました。手直ししたのはバッテリーホルダーぐらいですね」とのことなので、この職人ラゲッジを真似する場合は自分自身がどのように使いたいのか明確にテーマ立てをおこなってからアレンジしていくといいだろう。

Instagram:lifact.0320

この就寝スペースは荷台ですっ! 軽トラックでも快適な車中泊仕様に!【軽トラを10倍楽しむカスタム】

今やアゲブームは軽カーにも広がっており、特に軽トラが熱い。もともと荷物を積むことに特化した実用車。車高を上げれば地面とのクリアランスに余裕ができ、荒れた現場にも入りやすくなるから職人さんに最適。またアゲ軽トラはキャンプなどアウトドアを楽しみたい人にもオススメ。車高アップ+荷台を車中泊仕様にアレンジするなど、遊びの用途でも使えるのだ。

アタマの上に寝られます! 家庭用エアコンで快適車中泊できるハイゼットトラック

トラックの後ろに架装した“箱”を載せる。そんなトラキャン、しかも軽のトラキャンだけが土浦駅前に大集結。しかもこの展示会、主催したのがいちオーナーというからすごい。朝から、トラキャン目当ての来場者がたくさん足を運ぶ、大注目のイベントだったのだ。

ターボ化したキャンパーで妻と愛犬と車中泊旅を満喫中!

ハイゼット×2オーナーの「軽トラキャンパーCNL」さん主催のキャンプミーツが広島にある道の駅ゆめランド布野にて開催された。参加したオーナーのみなさんは地元の仲間やSNSを通じて知り合ったメンバーが多いが、初参加組も気軽に来るほどアットホームな雰囲気に包まれている。自慢の軽トラはベッド部分にDIYでシェルを組んだり、ブランドキットを取り付けるなど様々。細かなDIYグッズなども見応満点の軽トラキャンパー達をご紹介します!

軽バン荷室カスタム まとめはこちら

KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.41 ダイハツ・ハイゼットカーゴ&アトレー No.2より

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