2026年4月のSUV販売台数トップ10

【2026年4月】SUV販売台数で1位に輝いたトヨタ・ライズ
順位メーカー・モデル販売台数前年比
1位トヨタ・ライズ11,494台191.6%
2位トヨタ・ランドクルーザー9,467台275.9%
3位スズキ・ジムニー5,097台115.9%
4位トヨタ・RAV44,115台202%
5位ホンダ・ヴェゼル4,101台102.9%
6位トヨタ・ハリアー3,911台84.8%
7位スバル・フォレスター3,063台195.8%
8位スズキ・クロスビー1,979台286.8%
9位トヨタ・bZ4X1,867台3660.8%
10位マツダ・CX-51,719台153.2%

ライズが首位維持、ランドクルーザーやジムニーなど本格SUVも上位に

2026年4月のSUV販売では、トヨタ・ライズが11,494台を販売し、首位となった。前年比は191.6%で、前年同月を大きく上回っている。2026年3月のSUV販売でもライズは首位となっており、4月も引き続きSUV市場を牽引する結果となった。

ライズは、扱いやすいボディサイズとSUVらしいスタイルを両立したコンパクトSUVである。街中で運転しやすく、日常使いからレジャーまで対応しやすい点が支持されているとみられる。

2位はトヨタ・ランドクルーザー。販売台数は9,467台、前年比は275.9%と大幅に伸びている。ランドクルーザーは本格SUVとして高いブランド力を持つモデルであり、走破性や耐久性、指名買い需要の強さが販売台数にも表れたといえる。

3位はスズキ・ジムニーで、販売台数は5,097台、前年比は115.9%となった。コンパクトな車体ながら本格的な悪路走破性を備えたモデルとして、独自のポジションを築いている。ランドクルーザーと同じく、本格志向のSUVとして根強い人気を維持している。

コンパクトSUVでは、5位にホンダ・ヴェゼル、8位にスズキ・クロスビーが入った。ヴェゼルは4,101台、前年比102.9%で、前年同月をわずかに上回っている。扱いやすいサイズ感に加え、デザイン性や室内の使い勝手を重視するユーザーに選ばれているとみられる。

クロスビーは1,979台、前年比286.8%と大きく伸びた。コンパクトなボディにSUVらしいデザインを備え、街乗り中心のユーザーにも選びやすいモデルである。

ミドルサイズ以上のSUVでは、4位にトヨタ・RAV4、6位にトヨタ・ハリアー、7位にスバル・フォレスター、10位にマツダ・CX-5が入った。RAV4は4,115台、前年比202%と前年同月の約2倍に伸びている。日常使いのしやすさとレジャー用途への対応力を兼ね備えたSUVとして、堅調な需要を示した。

一方、ハリアーは3,911台、前年比84.8%で前年同月を下回った。ただし、上質感や快適性を重視するミドルサイズSUVとして、引き続きトップ10に入っている。

フォレスターは3,063台、前年比195.8%と大きく伸長。AWD性能や安全性能、アウトドア用途との相性のよさを強みに、ファミリー層やレジャー志向のユーザーから支持を集めているとみられる。CX-5は1,719台、前年比153.2%で、マツダの主力SUVとして堅調な伸びを示した。

9位にはトヨタ・bZ4Xが入った。販売台数は1,867台、前年比は3660.8%と非常に大きな伸びを記録している。前年同月の販売台数が少なかった反動もあるとみられるが、電動SUVとしてトップ10入りした点は注目される。SUV市場において、電動車の存在感が少しずつ高まっていることを示す結果といえる。

全体として、2026年4月のSUV販売では、ライズのような扱いやすいコンパクトSUV、ランドクルーザーやジムニーのような本格SUV、RAV4やフォレスターのようなレジャー用途に強いモデル、さらにbZ4Xのような電動SUVまで、幅広いタイプが上位に並んだ。SUV市場の需要が一部のカテゴリーに偏らず、多様化していることがうかがえる。

2026年4月のSUV市場は用途ごとの選択が進む

2026年4月のSUV販売ランキングでは、コンパクトSUV、本格SUV、ミドルサイズSUV、電動SUVまで幅広いモデルがトップ10に入った。SUV人気は続いているものの、ユーザーが求める価値は一様ではない。

ライズやヴェゼル、クロスビーは、街中で扱いやすいサイズ感と実用性が強みである。一方、ランドクルーザーやジムニーは、走破性や耐久性といった本格SUVならではの価値で支持を集めている。RAV4、フォレスター、CX-5は、日常使いとレジャー用途の両方に対応できるモデルとして存在感を示した。

また、bZ4Xがトップ10入りしたことは、SUV市場における電動車の動きとして注目される。2026年4月の結果は、SUVが単なる流行ではなく、用途や価値観に応じて選ばれるカテゴリーとして定着していることを示している。