No.76 日産 エクストレイル パトロールカー (サスペンション可動・希望小売価格594円・税込)
No.76 日産 エクストレイル パトロールカー リヤビュー

2026年8月の第3土曜日に、それまでの『トミカ』の『No.76 ダイハツ ハイゼット JAF ロードサービスカー』に代わって登場したのが『No.76 日産 エクストレイル パトロールカー』です。

『No.76 日産 エクストレイル パトロールカー』は、見ての通り、日産の代表的なSUVであるエクストレイルをベース車としたパトロールカーです。従来、パトカーといえばセダン型が主流でしたが、近年ではSUVの優れた走破性や積載性、多用途性が評価され、SUV型パトカーは各都道府県警察で採用が増えている新しいタイプの警察車両です。災害対応や山間部での警ら、高速道路での活動など、さまざまな現場に対応できることが大きな特徴です。

日産 エクストレイル パトロールカー フロントビュー (『トミカ』のカラーリングと装備を実車に反映させて編集部にて作成した画像です)
日産 エクストレイル パトロールカー リヤビュー (『トミカ』のカラーリングと装備を実車に反映させて編集部にて作成した画像です)

SUV型パトカーが注目される背景には、社会環境の変化があります。日本では豪雨や大雪などの自然災害が増加しており、道路状況が悪化した場所でも活動できる警察車両の重要性が高まっています。SUVは最低地上高が高く、悪路でも走行しやすいほか、四輪駆動(4WD)仕様を選択できる車種が多いため、災害時の初動対応や被災地での警戒活動に適しています。

日産 エクストレイル

また、広い荷室を備えていることも大きな利点です。交通事故や事件現場では、規制資機材や救命用品、防犯資材など多くの装備を搭載する必要がありますが、SUVであればこれらを効率よく収納でき、必要に応じて迅速に取り出すことが可能です。さらに後席スペースにも余裕があるため、長時間の警らや複数人での活動でも快適性が高く、隊員の負担軽減にもつながります。

日産 エクストレイル パトロールカー (『トミカ』のカラーリングと装備を実車に反映させて編集部にて作成した画像です)

走行性能の面でもSUVは高く評価されています。近年のSUVは車体の大型化にもかかわらず、電子制御四輪駆動システムや先進的なサスペンションを採用することで、舗装路での安定性も向上しています。高速道路での巡回や一般道での警ら、山間部の道路など、さまざまな環境で安定した走行性能を発揮します。

実際に採用されるSUV型パトカーは用途によって異なります。大柄なSUVは災害警備や機動隊向けとして導入される例が多く、一方でミドルサイズSUVは地域警らや交通部門で活用されるケースもあります。近年ではハイブリッド車や高効率なガソリン車を採用することで、燃費性能や環境性能にも配慮した運用も進められています。

日産 エクストレイル
日産 エクストレイル

また、SUV型パトカーは視認性にも優れています。着座位置が高いため周囲を見渡しやすく、市街地だけでなく交通量の多い幹線道路でも安全確認がしやすいという利点があります。さらに、車高が高いため赤色灯や電光表示装置の視認性も向上し、周囲のドライバーに警察車両の存在を知らせやすくなります。

SUV型パトカーは、現状では従来のセダン型を完全に置き換える存在ではありませんが、高い機動力と実用性を兼ね備えたSUV型パトカーは、日本の警察活動を支える新たな主力車両の一つとして、今後さらに活躍の場を広げていくことが予想されます。

さて、『トミカ』の『No.76 日産 エクストレイル パトロールカー』は北海道警で使用されている車両を再現したものです。現行の4代目エクストレイル(T33型)の白黒パトカーは全国でもまだ数が少なく、この北海道警の車両は代表例として有名です。また、SUVでありながら、高速道路交通警察隊に配備された珍しい白黒パトカーとしても知られています。このほかにもT33型エクストレイルは、国費で全国の警察本部へ配備されている機動捜査隊向け車両(覆面・捜査車両)や、愛知県警の災害活動車として運用されている車両などが知られています。

日産 エクストレイル パワートレイン

ここで簡単にエクストレイルについて解説しておきましょう。エクストレイルは2000年の初代モデル登場以来、日産を代表する中型SUVとして知られており、2022年に発売された現行モデル(T33型)で4代目を数えます。この4代目モデルは初代モデルからのDNAである“タフギア(頑丈な道具)”といく考え方を継承しつつ、新たに“上質さ”を加え、進化した第2世代“e-POWER”と“VCターボ”、そして電動駆動4 輪制御技術“e-4ORCE”を搭載したことで、まったく新しいSUVへと生まれ変わっています。従来よりも電動化が進み、ハイブリッド専用車になったのが大きな特徴です。

e-4ORCE (イメージ)

さらにこの4代目エクストレイルには、日産の電動化技術と4WD制御技術、シャシー制御技術を統合した、電動駆動4輪制御技術“e-4ORCE”も新たに搭載されています。これは前後2基の高出力モーター、左右のブレーキを統合制御することで、4輪の駆動力を最適化し、雪道や山道の走破性に力を発揮するとともに、市街地走行などの日常使いなど、あらゆるシーンや路面状況においてワクワクした走り、そして乗る人すべてに快適な乗り心地を提供する4WDシステムです。パトカーに用いられている車両も、この“e-4ORCE”を装備した4WD車がほとんどのようです。

日産 エクストレイル

もちろん走行性能に優れているだけではありません。エクストレイルには360°全ての方向の安全を確保する“360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)”が採用され、安全性能も向上しています。また、高速道路の単一車線での運転支援技術“プロパイロット”には、ナビゲーションと連動し、地図データをもとに、制限速度に応じて設定速度の切り替えや、カーブに応じた減速支援など、ドライバーの操作頻度を軽減する“ナビリンク機能”が追加されています。

このように優れた走行性能や安全性能を備えたエクストレイルが、SUVでありながら高速道路交通警察隊のパトカーにも採用されているのは、当然のことかも知れません。

さて、『トミカ』の『No.76 日産 エクストレイル パトロールカー』は“X e-4ORCE”グレードの2列シート車をモデル化しているものと思われますが、実際のパトカーは一つ下のグレードの“S e-4ORCE”が用いられています。両者の差は『トミカ』では無視できるものですので、概ね実車を忠実に再現していると言えます。このユニークな最新パトカーを、あなたのコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。

■日産 エクストレイル S e-4ORCE 2列シート車 主要諸元(必ずしも『トミカ』のモデル車両と同一ではありません)

全長×全幅×全高(mm):4660×1840×1720

ホイールベース(mm):2705

トレッド(前/後・mm) :1585/1590

車両重量(kg):1840

エンジン形式:KR15DDT型 直列3気筒DOHC

排気量(cc):1497

エンジン最高出力:106kW(144ps)/4400-5000rpm

エンジン最大トルク:250Nm(25.5kgm)/2400-4000rpm

フロントモーター形式:BM46型交流同期式

Fモーター最高出力:150kW(204ps)/4501-7422rpm

Fモーター最大トルク:330Nm(33.7kgm)/0-3505rpm

リヤモーター形式:MM48型交流同期式

Rモーター最高出力:100kW(136ps)/4897-9504rpm

Rモーター最大トルク:195Nm(19.9kgm)/0-4897rpm

トランスミッション:電気式CVT

サスペンション(前/後):ストラット/マルチリンク

ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク

タイヤ:(前後)235 /60R18 103H

■毎月第3土曜日はトミカの日!

No.6 マツダ CX-5 (サスペンション可動・希望小売価格594円・税込)

毎月第3土曜日は新しいトミカの発売日です。2026年8月の第3土曜日には、上でお伝えしているように、それまでの『No.76 ダイハツ ハイゼット JAF ロードサービスカー』に代わって『No.76 日産 エクストレイル パトロールカー』が登場します。また、それまでの『No.6 マツダ CX-60』に代わって『No.6 マツダ CX-5』が登場します。なお、『No.6 マツダ CX-5』には初回のみの特別仕様(特別色)もあります。

No.6 マツダ CX-5 初回特別仕様 (サスペンション可動・希望小売価格594円・税込)*初回のみの特別仕様(特別色)です。