車中泊ベースだけでなくBARとしても機能する“Japanese-style room”【軽トラ荷台活用法 #003】

キャンプ場にBAR開設!? サンバーの荷台は車中泊スペースだけじゃなかった

キャンピングカーのリノベーション技術をフル投入し、独自に内装の和風モダン仕立てに着手したサンバートラック。しかも車中泊仕様だけでなく、即席の立呑みBARを開設できるユニークな仕掛けも!

真田丸の世界観をモチーフに純正和風空間へリノベーション

前回、余すことなく魅力を語り尽くしたAFCによるオーダーメイド“荷箱”システムなのですが、基本的には荷台のアオリを閉めた状態で積載するのが基本形。要するにアオリから上方の空間を使って、道交法の許す範囲内でアルミフレームを組み上げて荷箱を構築していく。

しかし、こちらの純和風スタイル号に関しては前述のセオリーが当てはまらない。何故なら本来アオリの存在する位置からノーマル比110%の荷台長、120%の荷台幅にて規制値MAXの荷箱製作を目指したから。これを実現するためにアオリを取り外した荷台に、全長200センチ超、全幅170センチ超まで拡大してスクエア形状に組み上げられた荷箱を具現化されている。

また、オーナーの幸村さんは本業であるキャンピングカーのリノベーション技術をフル投入し、独自に内装の和風モダン仕立てに着手。内壁に木目パネルを積極採用し、車外に向けたカウンターとしても使用できる木棚も設置。キャンプやイベント会場においてルーフパネルへプロジェクター映像を映し出しながら、即席の立呑みBARを開設して周囲の仲間達と楽しんでいるのである。

まるで茶室のような心落ち着く空間でありながら、単なる車中泊スペースに留まらないプラスαの要素を盛り込んだ荷箱。ワインレッドで車体全体をカラーコーディネイトしたキャンパーらしからぬセンスと合わせ、否が応でも目を引く存在です。

Aプロジェクトは常連の遊び場も提供

SPECIFICATION
●Models:スバル・TT2サンバートラック(平成16年式)
●Wheel:ワタナベ(14×6.0J +38)
●Tyre:ジオランダー(165/65-14)
●Suspension:オーバーテック2インチリフトアップ
●Exterior:AFC荷箱、AFCサイドステップ、オーバーテックバギーバンパー、ヒッチメンバー
●Interior:ワゴン用フロントシート
●Tuning:大克商会マフラー

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