さりげなくスタイルアップを図るアンダーリップでボトムのバランス感を整える【最先端のエブリイスタイル_HLuciole 前編】

これが本当に同じ軽バン「エブリイ」? ハーフ+リップのシンプル系は、スパイスが効いたスポーツフォルム

アゲ仕様の人気が高まっているとはいえ、サゲ仕様の人気が落ちているわけではない。なにせ、車高を落としたクルマはとにかくカッコいいからだ。ルシオールの2台は真逆のコンセプトを擁しながらも「低車高のカッコよさ」という点では共通の性質を抱いている。

さりげなさとド派手な2種類のエアロキット

「落ち着いた佇まいを選ぶべきか、ド派手で個性的なスタイルを選ぶべきか、それが問題だ」。などと思わず口走ってしまいそうなほど、両極端にあるエアロ。それこそがルシオールのハーフスタイルとフルバンパースタイルだ。

落ち着いた佇まいとは、すなわち純正バンパーの良さを引き出しつつ足りない部分のボリュームアップを図ったハーフスタイルのこと。フロントは純正サイドステップに合わせて中央にプレスラインを入れて統一感を演出。自然なラインで下方向への若干の延長を実現している。加えて、さりげなく個性を出しているのがフロント・サイド・リアに装着したアンダーフラップだ。エアロを下から支え、まるでスパイスのようにピリリと効いたスポーティテイストを車両に与えてくれている。

対して、ド派手で個性的なスタイルというのがフルバンパーエアロのこと。見た瞬間に純正ではないことがわかるデザインワークが最大の特長と言っていいだろう。特に、圧倒的な立体感と複雑な造形を組み合わせたフロントバンパーは他にはない魅力をエブリイに与えている。また、フルバンパータイプのデモカーでひときわ目を惹くアイテムがバッドフェイスボンネットだ。ちょっとワルっぽさを演出した表情は欧州車風のかっこよさを彷彿させる。

さりげなさか、強烈なインパクトか、どちらにするか迷ってしまうが、両者に共通するのは「低車高が良く似合う」ということ。車高調でもエアサスでも、ダウンサスでも、ルシオールはガツッと下げてエアロを巻いた姿はやはりカッコいいと再認識させてくれるブランドと言って良いだろう。

さりげなくスタイルアップを図る魅惑のアンダーリップ

PRICE LIST(HALF STYLE)
●フロントハーフエアロ 3万6300円
●リアハーフエアロ 3万8500円
●フロントアンダーリップ 2万9700円
●サイドアンダーリップ 4万9500円
●リアアンダーリップ 2万9700円
●アイライン 1万3200円
●エアロボンネット 6万3800円
●ローマウントバックフォグ 1万5400円
●リアピースマフラー 4万2350円

最先端のエブリイスタイル まとめはこちら

KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.39 スズキ エブリイ No.15より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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2024年で創業50周年を迎えた老舗アフターパーツメーカーのシルクロード。サスペンションやアーム類などのハード系を中心に、オリジナルやOEMパーツを開発・販売。幅広いジャンルのアイテムを展開し、現在の多様なライフスタイルにピッタリのカスタマイズをサポートしている。

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