極低シャコタン、街道レーサースタイルにネオクラ系まで! トヨタ『ハイエース』の変幻自在ぶりが楽しすぎる!!

【大阪オートメッセ2025 EVENT REPORT #003】
年始に開催されたオートサロンに続き、新製品や最新デモカーが続々とお披露目されるビッグイベントが2月開催の大阪オートメッセだ。
カスタム&チューニングの盛り上がる西日本エリアということもあって、会場となったインテックス大阪にはオートサロンへ出展していなかったメーカーやショップも多数集結。
それではさっそく、2025年のトレンドを巻き起こすこと間違いなしの注目株をクローズアップしていこう。

ヨシムラコラボモデルにハイエースサイズが追加【ウェッズ】

モータースポーツシーンで二輪の名門であるヨシムラと四輪の名門であるウエッズがコラボし、軽さを突き詰めた7本スポークデザインで軽自動車向けに生み出されたWRSセブン。そのコンセプトや基本デザインを崩すことなく新たに生まれたハイエース向け16インチは、ラージP.C.D.となるセンターパートや車重も考慮したスポークボリュームが備わってきた。もちろん、黒×赤で足もとをスポーティに飾るカラーリングやメカニカルな造形美を放つセンターキャップは一切変わらず、レーシングカラーをまとわせたトランポスタイルに映える一本となっている。

「カリカ」へ待望のワイドボディがデビュー【アルパインスタイル】

USスタイル、ユーロスタイルの2バージョンでハイエースのネオクラスタイルを構築するのが、アルパインスタイルのカリカだ。これまでナローのみのカスタマイズコンプリートカーとして展開されていたが、ユーザーからリクエストが多数寄せられていたワイドにもバリエーションを拡大。フロントバンパーなど味わい深いフェイスデザインは変えることなく、ボリュームあるワイドボディへ馴染ませた。なお、カリカ・ワイドはコンプリート販売だけでなく、ボディキットのみでの販売もスタート。ネオクラスタイルが気になるユーザーは要チェックだ。 

愛犬、愛猫と旅を楽しむスペシャルキャンパー【オートバックス】

スーパーオートバックスかしわ沼南がプロデュースするのは、〝ペットと旅するキャンピングカー〟のレムワンダーだ。専門家の意見も採り入れたペットファーストの作り込みは非常に細やかで、飛び出し防止のラゲッジネットや外遊びの汚れを洗い流すリアゲートシャワー、抜け毛や匂いに配慮したシート生地&空気清浄機などを装備。移動時はもちろんのこと、目的地でも愛犬や愛猫とともに至福の時間が過ごせる一台へと仕上げられている。多頭飼いでも窮屈感を感じることのないスパロンベースのキャンパー特装なので、満足度バツグンの一台だゾ。

インテリアをイメチェン【グレイス】

常にふれあうインテリアが好みのイメージへ導けるよう、バリエーション豊かなシートカバーを展開するグレイス。これまではレザーやデニムでアンティーク調のアレンジを加えていたが、今回披露されたのは心地良い肌感と味わい深い生地感が魅力となるコーデュロイをあしらったアンティークコーデュロイだ。また、デリバリーされて間もないランクル250のシートカバー適合も素早く完了! オリジナリティあるインテリアカスタムを考える際は、グレイスが頼もしい味方となるはずだ。

コンフォートワイルドという新提案【ボディライン】

キャラバンマイスターとして知られるボディラインはアゲサゲ問わずに多彩なスタイルを発信してきたが、そこに新しく加えたのがコンフォートワイルドという新たなスタイルだ。6インチリフトアップのがちアゲにウインチなど備えてワイルドさを押し出した足もとには、インセット自在なオリジナルの2ピースホイールを投入。一方でインテリアはキャプテンシートで移住性&快適性を高めあげていた。

シンプルの極致に達したハイドロ着地【トリニティ】

ハイエース界で着地スタイルの元祖として知られるトリニティは、芸術的なフロア加工やハイドロを駆使してフロント20インチ、リア22インチ履きを着地させたレフトハンダー仕様のナローを披露。コラムシフト化やワンオフデザインされたダッシュボードなど、シンプルを貫きながら見どころ満載の一台へと仕上げていた。

街道レーサーとハイエースの融合【ビーキャス】

街道レーサースタイルとハイエースを融合させたベビーギャングブランドを展開するビーキャスは、その世界観を進化させるカスタムへ挑んだユーザーカーを展示。圧巻のボリュームを放つワークスフェンダーとディープリム、むき出しのホースやコアがスピード感高めるオイルクーラーなど見どころ満載の一台に仕上げられていた。

次なるカスタムベースはタウンエースで決まり【カーハウスゼロ】

ハイエースやキャラバンへカスタム人気が集まる中、アメリカンピックアップのテイスト注入でタウンエースへスポットライトを浴びせたのはカーハウスゼロ。ラムエースとネーミングされたフェイスキットは、フロントバンパーとグリルを変えるだけでタウンエースの商用スタイルを魅力あるものへ変えていく。

魅せるスポーツシートが続々と誕生【ブリッド】

スポーツシートのスペシャリストであるブリッドは、魅せる一脚としてレーシングミクやエヴァンゲリオンとの限定コラボシートをお披露目。幼少期から生涯ブリッドを叶えるべく、リーマンとの共同開発でチャイルド&ジュニアシートもリリースした。

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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2025年4月号より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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