メーカー初の軽バッテリーEV、日産・SAKURAってどんなクルマ?

どこが違うの? ベース車はデイズだけど、一歩進んだ装備が満載です! 日産初の軽バッテリーEV、その名は【SAKURA(サクラ)】

この夏発売予定のバッテリーEV採用の軽自動車、日産・サクラの詳細が見えてきた! 発売前にその全貌をチェックしよう。

日本の伝統美を感じさせる、ホイールデザインも印象的!

NISSAN SAKURA/日産 サクラ 

サクラは、日産から今年の夏に発売が開始されるバッテリーEVの軽自動車だ。

外観はボディを共用しているデイズに近いシルエットではあるが、フロントグリル部にスムーズなパネルを採用し、スリムなLEDヘッドランプを組み合わせることで、EVのフラッグシップであるSUVのアリアに似たスマートなスタイリングに仕上げている。

インテリアも、メーター部はアリアのような7インチのディスプレイを採用。センターのディスプレイと連続したデザインとすることで、デイズとは異なる先進的なインテリアを作り上げている。駆動用のバッテリーを床下に搭載しているが、室内の高さや荷室の広さは犠牲になっておらず、デイズと同等のゆとりのある室内空間を維持している点も魅力だ。

価格を安く抑えるためバッテリー容量が20kWhと少ないので、一充電の航続可能距離はWLTCモードで180㎞。最高出力は軽の上限である64㎰だが、最大トルクは軽ターボ車の約2倍となる200Nmを発揮してくれるから、200㎏近く重くなったボディでも軽快な加速を見せてくれるはず。駆動方式は2WD(FWD)のみで、4WDは設定されない。

デイズの2WD車はリアサスペンションがトーションビームだが、サクラは3リンクに変更。さらに重いバッテリーを床下に搭載することで重心も下がっているため、操縦安定性もデイズよりも磨き上げられている。

先進装備面でも自動で駐車が行える、プロパイロットパーキングをオプション設定するなど、デイズよりも一歩進んだ装備を搭載している。

インテリアのこだわりは細部のデザイン

飲み物のぐらつきを軽減するホールド力の高いカップホルダーや、スマートフォンや財布などの小物が置ける横長のインストセンタートレイなど、シートまわりには豊富な収納スペースを用意。要所にあしらった「桜」のイラストもオシャレ。

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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