はじめてのエアサス選び(8)【イデアル 後編】新型エアタンクユニットを開発中! イデアルのエアサスキットは、機能性はもちろんビジュアル性にもこだわりまくり

圧倒的なサポート力の理由は、自社設計&開発! それもイデアルのエアサスの魅力です!

その名の通り、空気の出し入れで車高をスイッチひとつで変更できるのがエアサスだ。日本のカスタムシーンで一般的になってきてから約20年ちょっと。開発技術の進化で、昔は弱点と言われていた「機械的なトラブル」「ふわふわした乗り心地」「装着に加工が必要」などが大きく改善。各ユニットの精度が上がりトラブルが大幅に軽減、車高調同等の乗り味を実現している。そんなエアサスの最新事情をクローズアップ。はじめての人もこれを読めば、エアサスの魅力にどっぷりハマってしまうぞ!

はじめてのエアサス選び(8)”エキスパート””マキシマム””エアマックス”の3モデルを用意

機械式でエントリーモデルとなるエキスパート、電磁弁のマキシマム、そしてハイスペックのエアマックスという基本キットを3つラインアップ。充実装備のエアマックスが一番人気で、その秘密はやはりパッケージの内容だ。最新型の電磁弁で制御をし、専用リモコンで操作する。もちろん、車高のメモリー機能などもある。アルヴェルユーザーからの支持率が高いのがこのエアマックスだ。もちろん、乗り心地などに直結する部分は、車高調やブレーキキットを扱うこともあり、そのノウハウをエアサスのダンパー&エアバッグにフィードバックしている。スタイルだけでなくしっかりと走れることにも重きをおいているのだ。

全てのアイテムを自社開発しているというのもイデアルの強み。徹底した品質管理とアフターフォローに力を入れていて、急にパーツが必要になった場合でも、素早く対応できるような体制が整っているので、ユーザーとしては非常に心強いのだ。

【イデアル・エアマックス】
■価格:2独仕様=71万5000円、4独仕様=77万円
■主なキット内容:全長調整式/電磁弁/大画面リモコン/スペアリモコン/アルミタンク/コンプレッサー/ミストフィルター/ウォーターセパレーターなど
※写真は30アルファード用

出荷前の点検も万全! 万が一の事故などでも素早く対応

「エアサスの開発はもちろん、発送前の点検から発送、さらにはサポートまで自社で一括して行っています。電磁弁がしっかりと作動するか、エアバッグやフィッティング部からエア漏れがないかといった基本的なところはもちろん、小さな部品まで徹底して管理しています。この管理が、万が一の事故などですぐに部品が必要な時なども、早くお届けできるということにつながります。エアサスはトラブルが多いなんて言われますが、そういう方々にも安心してエアサスを選んでもらえるようにと考えています」と、イデアルの小若さん。商品開発はもちろんのこと、サポートまで徹底して努めているのがわかる。

エアマックスのシステムをチェック!

新型エアタンク+αの開発も進行中!

前のページで紹介したVクラスに装着されていた新型のエアタンクユニット。発売はまだ先になるそうだが、ドレスアップユーザーに嬉しい機能が付いているので要注目。中央のエアタンクを囲むように付いているバーが最大の特徴。ここに専用のブラケットを付けることで、電磁弁やコンプレッサーなどのアイテムを写真のように立体的にセットすることができるのだ。もちろんバーがあるところなら自由にレイアウトができる。今後の開発に期待大だ。

はじめてのエアサス選び まとめはこちら

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

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