欧米の「イチャモン自動車政策」は終わる気配がない。2001年以降の20年間で自動車からのCO2排出を劇的に減らしたのは日本だ。それにもかかわらず、EUとアメリカは「日本排除」を狙っている。2015年、EUは自動車走行時のCO2減少が見られないことに頭を抱えていた。
さらに、VWのディーゼル排ガス不正が発覚した後、ディーゼル車の売れ行きが減少し、CO2排出が増加した。この事態を受けてEUは、バッテリー・エレクトリック・ビークル(BEV)の普及に力を入れ始めた。
しかし、EUは「将来的に内燃機関(ICE)を持たない車にする」ことを考え始め、ICEを持つプラグイン・ハイブリッド・エレクトリック・ビークル(PHEV)に対する姿勢が変わった。この経緯についてはさまざまな見解があるが、EU官僚の左翼思想と高慢さが影響していると思われる。
参考)欧米の「イチャモン自動車政策」は終わらない。日本は何かと気に入らない…という実態