ブリヂストンは、低燃費タイヤブランド「ECOPIA」(エコピア)の乗用車用タイヤ新商品として「ECOPIA NH200」(エコピア エヌエッチ ニヒャク)と軽・コンパクトカー専用の「ECOPIA NH200 C」(エコピア エヌエッチ ニヒャク シー)を2022年2月1日に発売する。45サイズで、全てメーカー小売希望価格を設定する。
1995年に誕生した「エコピア」は、モビリティを通じて持続可能な社会の実現を目指すブリヂストンの低燃費タイヤブランドで、「低燃費性能」はもちろんのこと、「ウェット性能」「ライフ性能」「ドライ性能」「直進安定性」「静粛性」「乗り心地」といった、ブリヂストンが考えるタイヤに大切な7つの性能を高次元で総合的にバランスすることを目指している。ブリヂストンでは、「エコピア」ブランドのタイヤを、進化を続ける車を足元から支え、車がもともと持っている性能をしっかりと発揮させるスタンダードタイヤと位置付けている。
今回発売する「ECOPIA NH200」シリーズは、車とともに進化する新車装着タイヤと同じく、車の性能を引き出すために進化した新しい「エコピア」。タイヤが転がる際に発生するエネルギーロスを低減する「エコテクノロジー構造」を採用することで、従来品対比、転がり抵抗を11%低減している※1。また、専用の新パタンとブリヂストン独自技術の「ULTIMAT EYE」※2を活用して、接地圧を均等にすることで高い耐偏摩耗性を実現している。これにより、タイヤショルダー部がすり減りにくくなり、ウェット性能が長持ちする。
さらに、「ECOPIA NH200」は、新パタンにより走行中のノイズを抑制し、車内での静粛性も向上している。「ECOPIA NH200 C」では、ブロック剛性を最適化した新パタンにより、耐偏摩耗性とウェット性能とともにライフ性能の向上も実現。低燃費性能や摩耗ライフなどタイヤ性能の向上に加えて、コモナリティ・モジュラリティ※3技術により開発・製造工程の効率化を含めてバリューチェーン全体で環境負荷を低減するなど、社会価値・顧客価値の両立を図っている。
※1 タイヤサイズ195/65R15、ブリヂストン従来品「ECOPIA NH100」比。
※2 タイヤに求められる性能を最大限に高めるブリヂストン独自の徹底したシミュレートおよび計測技術。タイヤ開発時にシミュレーションとタイヤの現物の計測を繰り返し行うことで、タイヤ解析のさらなる精度向上を図る。
※3 タイヤ骨格部の材料・構造を商品間で共有しシンプル化、路面に接地するトレッド部でタイヤ性能を差別化する技術。
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