豊田合成が開発したLED発光エンブレムが、日産自動車のクロスオーバーEV「アリア」に採用された。国内での新車搭載品(用品設定を除く)では初。豊田合成はこれまでも先進運転支援システムを支えるミリ波レーダの「透過機能」とめっき調の「意匠性」を両立させたエンブレムを実用化してきたが、新たに「発光機能」を持たせたエンブレムをラインナップに加え、顧客のデザインニーズに対応する。
今回採用されたエンブレムは、表面の発光部分に透明材料と光の拡散材が使用されている。昼間はブランドマークを白色で表現し、夜間には均一な明るさで車のブランドの象徴となるエンブレムを浮かび上がらせることで、EVならではの先進的なデザインに貢献している。