ニデックドライブテクノロジー、精密減速機の新ラインナップ「KINEX」を開発。ロボット関節部、サーボモーター用減速機としてあらゆる機器に対応可能

ニデックドライブテクノロジーが大・中型多関節ロボットやスカラロボットなどのロボット関節部をはじめ、サーボモーター用減速機としてあらゆるアプリケーションに搭載が可能な精密減速機「KINEX」を開発したことを発表した。ニデックのグループ会社であるニデックドライブテクノロジーは新たに精密減速機「KINEX」を開発し、精密制御用減速機のラインナップを拡充している。
新型精密減速機「KINEX」

内接式遊星歯車の精密減速機「KINEX」は、高剛性・高精度の特徴を備え、大・中型多関節ロボットやスカラロボットなどのロボット関節部をはじめ、サーボモーター用減速機としてあらゆるアプリケーションに搭載が可能な減速機だ。中実軸タイプ「Nシリーズ」と、ケーブルやホースを通せる中空軸タイプ「Cシリーズ」を展開。ニデックの技術を駆使し「静音化」と「メンテナンスフリー」が実現された。すでに発売済みの精密制御用減速機「FLEXWAVE」と組み合わせることでロボットのすべての関節に対応する減速機のラインナップがそろう他、工作機械や半導体製造装置などの幅広いアプリケーションへも適用が可能とされる。

なお、この新シリーズ減速機は2023年11月29日~12月2日に東京ビッグサイトで開催される「2023国際ロボット展」に出展される(ブース:東1-3ホール E2-27)。

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