MITの水素燃料電池レーシングバイクに見る持続可能性[自動車業界60秒ブリーフィング]

マサチューセッツ工科大学(MIT)の電気自動車(EV)チームは、水素燃料電池を動力とするレーシングバイクの開発に取り組んでいる。このプロジェクトは、水素利活用の促進という目的を持っており、オープンソースプラットフォームとして設計されている点が特徴的である。これにより、誰でも様々なコンポーネントを交換しテストすることが可能になる。開発チームは、水素燃料電池システムによる動力提供が、バッテリー電動車(BEV)の持つ航続距離の問題やリチウム採掘に伴う二酸化炭素排出の問題に対するクリーンな代替手段となることを目指している。

このレーシングバイクはレースや競技会ではなく、講演やデモンストレーションに利用される予定で、すでに複数のイベントで発表されている。プロジェクトの主な狙いは、車両の開発そのものではなく、インフラ開発に繋がる可能性のある小型水素システムについての会話を始めることにある。チームは、このプロジェクトから得られた知見を学術雑誌に掲載することも目指している。

詳細を読む→MIT:オートバイの未来は水素?MITのEVチームが水素燃料電池を動力とするモーターサイクルを製作

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