航続距離2倍への挑戦、日本が牽引する次世代2次電池開発の最前線[自動車業界60秒ブリーフィング]

自動車業界は現在、2次電池の開発において大きな転換期を迎えている。特にリチウムイオン2次電池(LIB)の分野では、日本がかつての先駆者であったものの、生産量の面では中国や韓国に抜かれた状況にある。しかし、電池の研究開発においては引き続き先頭を走っている。LIBの大きな課題として、資源負荷と価格の高騰が挙げられる。特に2022年のウクライナ戦争以降、ニッケル価格は高騰を続けており、これは電池メーカーにとって大きな負担となっている。

日本では、資源負荷の低い次世代電池の開発が進んでおり、ナトリウムイオン電池(NIB)やリン酸鉄系LIB(LFP)、さらにはチタン酸リチウム(LTO)などの研究が行われている。これらの新しい電池技術は、資源負荷の低減やコスト削減、エネルギー密度の向上を目指している。例えば、テスラやフォルクスワーゲン(VW)はLFPを積極的に採用しており、日本の東芝はLTOをベースにした次世代電池の開発を進めている。

全体として、2次電池の開発は資源負荷の軽減と性能向上のバランスを追求しており、特に日本は資源の偏在性や高コストの課題に直面しながらも、次世代電池技術の開発に力を入れている。

詳細を読む→バッテリー、予想より難航する2次電池開発「航続距離2倍」への挑戦

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