フォード、米国とカナダでテスラ・スーパーチャージャーに対応。15,000基以上の急速充電機が使用可能に

フォードは、北米・カナダ市場において、テスラのスーパーチャージャーでEVが充電可能になったことを発表した。これにより15,000基以上のテスラ・スーパーチャージャーが利用できるようになる。

フォード・モーターは、子会社BlueOval(ブルーオーバル)のブルーオーバル・チャージ・ネットワークに登録している新規および既存の顧客に、急速充電アダプターを無償提供することを発表した。このアダプターを使用して、アップグレードされたテスラのスーパーチャージャーでクルマを充電することができる。小売店の顧客は、2024年6月30日までに注文することで、無料のアダプターを受け取ることができる。7月以降は、230ドル(≒36,000円)でアダプターを購入することができる。

また、子会社BlueOval(ブルーオーバル)のブルーオーバル・チャージ・ネットワークに登録しているオーナー向けには期間限定で急速充電アダプターを無償で提供することを発表した。ブルーオーバル・チャージ・ネットワークは、シームレスな保存型支払いシステムを構築することで、現場でのクレジットカード支払いを不要にすることができる。

 

ブルーオーバル・チャージ・ネットワークは、車両のタッチスクリーンに搭載された「フォード・パス」アプリ、または「チャージ・アシスト」アプリを通じて、シームレスな保存型支払いシステムを構築することで、現場でのクレジットカード支払いを不要にすることができる。EVオーナーがアカウントを作成し、「プラグ&サービス」を有効化すると、テスラのスーパーチャージャーのプラグを差し込むだけで、管理された料金で自動的に充電が開始される。

将来、フォードは北米充電規格(NACS)コネクタを内蔵した次世代電気自動車の提供を開始する予定で、テスラのスーパーチャージャーにアクセスするためのアダプタは不要となるとしている。

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