トヨタ| 2027年の全固体電池 1000km超の航続距離実現に向けた戦略[自動車業界60秒ブリーフィング]

トヨタは、カーボン・ニュートラリティ達成に向け、電気自動車(BEV)用の次世代電池技術の開発に注力している。2023年6月に開催されたトヨタテクニカルワークショップでは、全固体電池を含む4種類の電池技術が公開された。

全固体電池は急速充電に適しており、液体電解質を使用する現行のリチウムイオン電池との差別化を図る。トヨタは電池技術の進化だけでなく、車両の空力性能や軽量化を含む総合的な改善により、次世代BEVの航続距離1000km達成を目指している。

さらに、トヨタはバイポーラ構造やモノポーラ構造を採用した電池や、インバーター用のSiCウエハ技術など、電池だけに留まらない幅広い技術開発に取り組んでいる。これらの技術は、電力損失の削減や電池のコンパクト化に貢献し、効率的な電動車の実現に向けたトヨタの戦略の一環である。中嶋CTOは、電池の効率的な活用と、様々な使用形態に合わせた電池総量の最適化を重視しており、電池技術だけではなく、製造プロセスや全体的なライフサイクル評価(LCA)にも焦点を当てている。

詳細を読む→全固体電池は2027〜28年、それまでに3種類の次世代電池が登場する[トヨタテクニカルワークショップ2023より]

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