今回新設されたのは、カーポート型ソーラーパネル計1,912枚(発電出力460W/枚)。同設備で発電した電力は隣接する自社工場で使用され、年間約458トンのCO₂削減が見込まれている。ヤマハ発動機では、2035年までに使用電力の30%を太陽光発電に切り替える計画とされている。2023年12月には袋井南工場(静岡県袋井市)の屋根全面に2,200kW規模のメガソーラーを配置するなど、各事業所施設へのソーラーパネル設置が進められている。
ヤマハ発動機は「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」で、2050年までに事業活動を含むサプライチェーン全体のカーボンニュートラルを目指している。また、スコープ1. 2.においては、グループ会社を含む各製造拠点におけるカーボンニュートラル実現の目標を2035年に設定し、各種の取り組みを加速させている。

隣接する自社工場に電力を供給する

解放的なデザインのカーポートを採用
