京成バス、最新型BEV大型路線バス「エルガEV」の運行を葛飾区内の路線で開始

京成バス は、いすゞ自動車製の最新型BEV大型路線バス 「エルガEV」 2両を金町営業所に導入し、2025年3月31日(月)から葛飾区内の路線で運行を開始したことを発表した。

京成バスでは、政府が掲げる 「2050年カーボンニュートラル」 の達成に向けて、環境にやさしいバス(環境配慮型車両)の導入が進められている。今回新たに運行が開始される車両は、走行時にCO₂等の温室効果ガスを排出せず、騒音や振動が小さいというEV車両の特性に加え、車内に段差のないフルフラット仕様により、高齢者や車いすの乗員も利用しやすいバリアフリー性を有するなど、快適性が向上している。

これにより、京成バスが保有する環境配慮型車両は、既に導入済みの車両を合わせて計11両となる。京成バスではこれからも政府が掲げる 「2050年カーボンニュートラル」 の達成、脱炭素社会の実現を目指し、環境配慮型車両の導入が推進されていく。

金町営業所に導入した最新型EV大型路線バス 「エルガEV」

導入の概要

1. 導入車両

いすゞ自動車「エルガEV」(バッテリーEV大型路線バス) 2両

2. 導入営業所

金町営業所

3. 運行路線

新53系統 亀有線 (亀有駅~葛飾区役所~新小岩駅東北広場)

4. 車両データ

車両寸法:長さ1,054cm × 幅248cm× 高さ333cm
車両総重量:16,200kg
乗車定員:68人 ※座席20人(運転士を含む)、立席48人

キーワードで検索する

著者プロフィール

Motor Fan illustrated編集部 近影

Motor Fan illustrated編集部