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新たに「ハイブリッドエキゾースト」登場!
120dBのレーシングサウンドを放つ競技用モデル
エキゾーストシステムに求められる要素を「パワーとサウンド」と位置付け、独自のノウハウで高性能を追求し続けている“パワークラフト”。ランボルギーニを始めとする欧州スーパースポーツの世界では、すでに絶対的な存在となっているメーカーだ。
そんなパワークラフトが、国産車用ラインナップの中で重要視しているモデル、それがトヨタ86&スバルBRZ。前モデルのZN6&ZC6同様、現行モデルのZN8&ZD8でもいち早くエキゾーストマニフォールドからエンドマフラーまでのフルエキゾーストシステムを完成させたのである。構成を改めてチェックしていこう。
排気効率向上で大きな効果を発揮するのが、エキゾーストマニフォールド&メタル触媒セット。4-2-1レイアウトのマニフォールドは、42.7φ→50.8φ→60φと45φ→54φ→60φの2タイプを用意。これは純正のサブサイレンサーとの合体が可能で、他社マフラーとの組み合わせでも保安基準適合(MTモデルのみ)となるのが大きな特徴だ。
エンドマフラーは豊富なラインナップが魅力で、これまでにリリースされているのは3タイプの保安基準適合品。上位モデルの『等長エキゾーストシステム』は、リヤマフラーに加え中間パイプもセットし、触媒以降をフルに交換する仕様。分岐以降のデュアルテールを等長レイアウトとすることで、理想的な排気効率を実現する。
パイプレイアウトは60φ→50φ×2で、等長エキゾーストシステム単体ではもちろん、エキゾーストマニフォールド&メタル触媒との組み合わせでも保安基準適合(MTのみ)を実現。テールエンドはドルフィン形状の他、マットブラックと焼入れタイプが選択可能だ。
サイレンサーと一体構造の極太ドルフィンテールで圧倒的な迫力を獲得できる『ドルフィンテールリアマフラー』は、コスパ重視でパワークラフトの性能とスタイルを楽しみたい人にお勧め。
リヤピース部のみを交換するタイプで、パイプレイアウトは60φ→50.8φ×2となっている。純正EXマニ&中間パイプとの組み合わせで保安基準適合(MTのみ)となる。
スパルタンな右側1本出しの『シングルテールマフラー』は、圧倒的なコストパフォーマンスを誇るエントリーモデルという位置付け。2重構造のバンド固定式テールは、オーダー時に好みのものを選択できる。パイプレイアウトは60.5φで、純正中間パイプとの装着が可能。安心の保安基準適合品(MTのみ)で、もちろん純正リヤバンパー対応だ。
独創的なレイアウトを有する『ハイブリッドエキゾーストシステム』は完成間もない新作。これは先代ZN6/ZC6用にも設定されているもので、パワーとサウンドを求めるユーザーにとって究極の選択となるプレミアムモデルだ。
最大の特徴は、インマニ圧力を利用して任意に開閉できる音量切り替えバルブシステムの採用だ。サイレントモードでは純正同等の音量に対し、エキサイティングモードでは約120dBという大迫力のレーシングサウンドが楽しめる。保安基準には非適合となるものの、そのジギルとハイド的な2面性は、ZN8/ZD8オーナーにとって大きな魅力と言えるだろう。
このマフラーのコア技術は、メインパイプの途中に取り付けられた“可変バルブ”と“消音用のバイパス経路”。メインパイプにはフルストレート用と消音用の経路がそれぞれ用意されており、可変バルブの開閉によってどちらの経路に排気を流すかをコントロールするというわけだ。
パイプレイアウトはメインパイプが60φ→テールパイプ50φ×2。芸術品のような美しい仕上がりも魅力だ。
テールピースは脱着可能な2重構造のバンド固定方式を採用し、オーダー時に好みのタイプを選択可能。マットチタン、マットブラック、焼入れ(ヒートグラデーション)、ポリッシュの4タイプで、マットタイプは1万円アップとなる。
もちろんリリース済みの各モデルも、追加のハイブリッドエキゾーストシステムも、素材や構造、仕上げなど細部に至るまで独自のノウハウが投入された自信作。好みや予算も含めて、どれを選ぶかじっくりと検討してほしい。
⚫︎問い合わせ:パワークラフト TEL:0120-809-099
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パワークラフト
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