「S13ベースのトミーカイラM20Siレプリカ仕様も登場!」日産車オンリーのメガミーティング“超日産博2024”密着レポートPart.3

スカイラインにGT-R、シルビア、Zなど日産車ならOK!

2024年12月7日&8日、富士スピードウェイを舞台に「超日産博2024」が開催された。1日目の7日は「展示DAY」と題してP2・CGパークで1000台規模のミーティング、2日目の8日は「ドリフトDAY」と題してマルチパーパスドライビングコース&ジムカーナコースでの走行会が行われた。今回は、そんな超日産博の1日目「展示DAY」に潜入! 特に注目を集めたマシンたちをピックアップ形式でお届けしよう。

トミーカイラ仕様を完全再現したS13シルビア

希少モデルとして人気の高いトミーカイラのコンプリートカー。しかし、程度の良い中古車を探すのは困難な上に値段も張る…。「ならば自分で作ってしまえ!」と、内外装パーツをかき集めてM20Siレプリカの製作に乗り出したのがS13シルビア乗りの長津さんだ。

彼の情熱は凄まじく「トミーカイラ本社まで行って、エアロを作ってほしいと頼み込みましたよ。奇跡的にエアロパーツの金型が残っていて、新品を作ってもらいました。そこで手に入らなかったウイングは中古市場で見つけ出しました」とのこと。

安定したパフォーマンスを求めて、エンジンはS15シルビアのSR20DETに換装。仕様は、吸排気や点火系に手を入れたライトチューンスペックだ。

エンジンルームの目立つ位置で存在感を主張するトミーカイラのコーションプレートは本物。運良く中古車から拝借できたそうだ。

内装もシートからステアリング、シフトノブまで全てトミーカイラ仕様でコンプリート。ダッシュボードのサインは、トミーカイラ創業者の富田氏と副社長の解良氏のものだ。

ホイールはもちろんのこと、ホイールナットもトミーカイラのオリジナル品を採用。細部ディティールまで妥協なく作り込まれた超レプリカ仕様。長津さんの努力とトミーカイラ愛には驚かされた次第だ。

ティファニーブルーが鮮やかなS15シルビア

フォーミュラDジャパン2で戦う水井大輝選手のS15シルビアに一目惚れし、S15を購入したという佐久間さん。そして、納車後に水井シルビアと同じT&Eのヴェルテックス・エッジを組み込んで、ティファニーブルーへのオールペンを敢行した。

なお、佐久間さんはGR86も所有しているそうで「GR86は今時のクルマの楽しさがあるし、S15も走る楽しさが詰まっていて、どっちも楽しいですね!」と贅沢なカーライフを満喫している様子。

シートはブリッドのジータIVで、ステアリングはエアロパーツと同じT&E製をチョイス。最近はドリフトも楽しんでいるとのことで、延長されたサイドブレーキレバーはその証だ。

目立ち度抜群の仰天チューンドも乱舞!

US仕様の350Z(Z33)をベースにしたRZ34フルカスタム仕様がこちら。特徴的な前後バンパーは、FRPを駆使した完全ワンオフメイドだ。そして強烈なワイドボディもメタルワークを駆使して理想のフォルムを具現化…と、オンリーワンを追求するための苦労は厭わない。まさに超大作だ。

気鋭のカスタムビルダーとして注目度が高まっている“A.BASE”で製作されたZ33ベースの仰天マシン。フロントセクションはフラットノーズ化され、リヤもポルシェ992テールを軸に完全モディファイ。ベース車両の面影は皆無で、近未来的な雰囲気が漂うパーフェクトな仕上がりだ。

PHOTO&REPORT:三木宏章
取材イベント:超日産博 2024

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