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  • 2018/01/18
  • MotorFan編集部

アメリカンペイントといえばHOUSE of KOLORのAIWA!【東京オートサロン2018】

人気のVIBRANCEと調色データなどが揃っていて使いやすいDNAも販売

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カスタムペイント……特にそれがアメリカンカスタムとなれば、使う塗料ブランドはほぼ一択。もちろんHOUSE of KOLORである。同ブランドを取り扱うAIWAでは他にもDNAやVIBRANCE、それに自社オリジナルブランドのGFAを取り揃えている。(PHOTO&REPORT:大家 伝)
見よ! この人だかりを!! フルHOUSE of KOLORでペイントされたデモカーのマーキュリーを撮りたかったのだが、ご覧のように幾重にも人垣ができていて撮影は叶わず……。

今回いろいろと教えてくださった株式会社アイワ・カスタム課の秋山課長は、色について詳しく、塗料に関するプロフェッショナル。だからこそHOUSE of KOLORの凄さに惚れ込んでいるのだ。

とあるブースにもの凄い人垣ができている。近づいてみると、艶めかしいシースルー衣装の下にキワドいビキニの美女軍団と遭遇。この美女軍団を擁してプロモーションしていたのはアメリカンカスタムペイントに欠かせない塗料だというので、「なるほど」と相成った。やはりアメリカンカスタムに美女は欠かせない。

さて、この塗料を展示していたのはAIWA。一体どんな塗料なのか、その特色を知りたくてお話を聞いてみることにした。お話をうかがったのはカスタム課の秋山課長である。

秋山さんは、「今回展示しているのはHOUSE of KOLOR、DNA、VIBRANCE、それと少しですけどGFAという当社オリジナルブランドです」そう話してから、ブランド別の説明からしてくれた。

HOUSE of KOLORとは、カスタムペイント専用で使われるアメリカ発祥の老舗ブランドで、そもそも塗料とは自動車補修が主な用途であるのにデザインするためだけを目的に作ってしまったところがポイントなのだそう。つまりボディにフレームスを描くとか、絵や文字を描くという事をメインとした塗料の会社ということだ。

つぎにオーストラリアのDNA。こちらはプラントを持ち自社で一貫生産するとともに、すべてを自社で管理しているところがポイント。そのため色ブレも少なく、在庫切れもほぼないという。生産と管理がしっかりできているという点で、ちょっと日本に似たような会社ともいえるそうだ。

そしてVIBRANCEだが、こちらは自動車補修用のPPGというメーカーのカスタムラインとのこと。PPGというのはフェラーリとかランボルギーニの純正塗料をやっているメーカーで、本拠地はアメリカにある。日本では馴染みが薄いブランドだが、海外ではHOUSE of KOLORと肩を並べるほどの超有名ブランドなんだとか。

秋山さんの説明によるとHOUSE of KOLORがカスタムペイントのリーディングカンパニーということのようなので、HOUSE of KOLORの特徴などをも少し詳しく教えていただいた。

「キャンディシリーズという飴色みたいなキレイな色を出す塗料がありまして、もちろん他メーカーにも同じような色はあります。でもHOUSE of KOLORでやったとなると確実に一目置かれます」だそうで、HOUSE of KOLORが老舗中の老舗であるという部分も大きく、そのままカスタム業界での知名度と人気を表しているのである。

日本でのHOUSE of KOLORのネームバリューは絶対的で、国産でどんなに良い塗料だとしても"HOUSE of KOLORで塗った"という事実のためにHOUSE of KOLORのほうが選ばれるほどなんだとか。ちなみにAIWAの自社ブランドGFAでまったく同じものをラインナップしていても、4000円とか5000円も高いHOUSE of KOLORの塗料が選ばれるのが実情だとも。今回のAIWAブースで展示されていたマーキュリーはフルHOUSE of KOLORで、間に他の塗料を挟んでいないというだけで関心度も高く、いわゆるハクがまったく違うのだという。

さらに「フレーク、キャンディ、その他に色を付けたり模様を描くといった目的や用途別にそれぞれ適した塗料が揃っているんです。そうやって塗料を使い分けられることと、それだけのラインナップを揃えているという点もポイントでしょう。たとえばキャンディなんかの飴色系は色の退色がけっこうおきやすいんですけど、その対処にいち早く取り組んだメーカーでもあります。耐候性の高いクリアを出して、耐候性の高い樹脂を使って、その取り組みを始めるのが圧倒的に早かったんです。まだ日本の自動車補修業界が現在の一液より前の二液と言われるタイプを使っていたころ、その時点でHOUSE of KOLORは一液の塗料を揃えていて、なおかつ二液の耐候性が強いキャンディもラインナップしていたんです。それからラップ塗装の実演もHOUSE of KOLORがはるかに早い段階から行っていましたし、模様をつけたりデザインしたりして、一番発色がキレイなのはHOUSE of KOLORだと思います」とのこと。ラップ塗装とは塗ったばかりの塗膜にラップを貼り付け、それを剥がすことで表面に模様を作る塗装手法のことである。

色を塗り重ねても仕上がりと発色のキレイさが際立つHOUSE of KOLOR、そのネームは伊達じゃないんだということがよく分かる取材だった。もしもアメリカンカスタムペイントにトライしてみようというなら、HOUSE of KOLORは絶対だということも!【北ホール11)

フレークの形状を、一番キレイに見えるとされている六角形にしてあるシルバーフレーク(左)。どこよりも早く取り入れつつ、溶剤で色が溶け出て滲んだりしないようHOUSE of KOLORでは耐候性の高い樹脂で包み込んである/キャンディで赤と言えば、だいたいこれ(中)。それくらいもの凄く浸透している色で、キャンディ塗装の定番カラー/こちらもHOUSE of KOLORが一番早かったパールフレーク(右)。いわゆるパール塗装より光って、フレークより細かいというのがポイント。しかも色を重ねたときにパール塗装が透けて、下の色をジャマせず輝きだけが残る。これもいち早く開発したのがHOUSE of KOLOR。

こちらはDNAの塗料で、実際に作ってみた模様。写真左の液体を上からかけることで模様ができるというなんとも不思議な手法によるものだ。ラップ塗装とは違い、液体をかけるだけでブワーッと模様が浮き出るようにできるので、言い換えれば液体のマスキングとも言えそうだ。こういう一風変わった柄が良いという人にはDNAをオススメする。
AIWAオリジナルのGFAブランドでおもしろいのが、塗って乾けばメッキのような仕上がりになるミラーエフェクトAGという製品。本当にカンタンな作業だけでメッキの輝きとミラー面を完成させる衝撃的な製品だ。

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