【猛暑とバイク】バイクと相性悪し!?の電動ファン付きの作業服。＋αのアイデアでめちゃ涼しさをゲット！ 上級編（STEP:3）
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PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke）
TESTER／REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
連載
猛暑とバイク2024年も編集部が「これだ！」と目を付けた選りすぐりのアイテムをご紹介した。これらを効果的に組み合わせれば、最高の涼しさを体感できるのでは？ 電動ファン4個を採用した超高性能タイプの作業服を使った、上級編の組み合わせをチェックしてみよう。
上級編（STEP:3）……合計金額：1万3140円
空調作業服（4ファン搭載セット）……6580円（税込／送料無料）／別売りのモバイルバッテリー……3000円（税込／送料無料）
今や工事現場や建築現場の定番となった、作業着の背後に電動ファンを設けた作業服。電動ファンが作動し、外部の空気を作業着内に送り込むことで、汗が蒸発する時の気化熱で身体を冷却（皮膚上の汗が冷やされて皮膚の表面温度が低下する）。これにより涼しくて快適な環境を作り出してくれる（ただし汗をかいていない状態だと、あまり涼しさは感じない）。
電動ファン2個搭載型が多い中、写真の作業服は電動ファン4個を採用した超高性能タイプ。風量を2倍にすることで、2個タイプでは補えなかった風力不足問題を、見事に解消しているのがポイント。また2個タイプに比べ、体感温度の大幅な低下も実現している。
【バイクの熱中症対策】工事現場の定番アイテム「ファン付き作業服」、バイクで使うと……あんまり涼しくなかった。危険な暑さ・災害級の暑さと叫ばれる猛暑の夏が到来。連日35℃以上の高温が続き、昨今は40℃超えなんて地域もあり。日本の夏は湿度が高く、蒸し暑いのも特徴。高温多湿の蒸し暑い中、ナチュラルサウナと化すヘルメットを被り、熱風を浴びながら走行するライダーにとって日本の夏は“苦行・荒行”のような過酷な状況。本項は「ライダーにとって少しでも暑さを凌げるアイテムはないか？」を探求する、毎年恒例の名物企画。2024年の5発目は、工事現場や建築現場の定番となった「ファン付き作業服」をご紹介。バイクの走行時にファン付き作業服を使えば、猛暑日でも少しは快適に走行できるのではないか？ ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月上旬・快晴・外気温36℃の猛暑日（気象庁発表）の下、大いなる期待を抱き真夏の屋外で大汗をブルブルかきながら、いざテストを敢行した。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） TESTER／REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ※注：記事中のデータはすべて2024年6月時点のもの
https://motor-fan.jp/bikes/article/115596冷却ベスト（2枚セット）……メーカー希望小売価格：4800円（税込）／購入価格：2280円（税込）／送料無料（東京都）
バッテリー・保冷剤・薬品・氷などを一切使わず、水だけで冷却効果を発揮する、新素材の「PVA（ポリビニルアルコール）」を採用した画期的なクーリングベスト。PVA素材とは親水性が高く、しかも透湿性に優れている最新のスポンジ。吸水性が良く、湿気や熱気を放出しやすいのが特徴。今回は速乾性の高い薄地の肌着であるユニクロのAIR ismの上に着用。
見た目はビブス？ ゼッケン？ 吸水タオルみたいな素材のベスト。意外な涼しさでした！｜【猛暑とバイク】危険な暑さ・災害級の暑さと叫ばれる猛暑の季節が到来。連日35℃以上の高温が続き、昨今は40℃超えなんて地域も珍しくない。日本の夏は湿度が高く、蒸し暑いのも特徴。高温多湿の蒸し暑い中、ナチュラルサウナと化すヘルメットを被り、熱風を浴びながら走行するライダーにとって日本の夏は“荒行”のような過酷な状況。本項は「ライダーにとって少しでも暑さを凌げるアイテムはないか？」を探求する、毎年恒例の名物企画。2024年の3発目は、水に濡らすだけで上半身を冷却してくれる「冷却ベスト」をご紹介。バイクでの走行時にこの冷却ベストを使えば、猛暑日でも少しは快適に走行できるのではないか？ ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月上旬・快晴・外気温36℃の猛暑日（気象庁発表）の下、大いなる期待を抱き真夏の屋外で大汗をブルブルかきながら、いざテストを敢行した。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） TESTER／REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ※注：記事中のデータはすべて2024年7月現在
https://motor-fan.jp/bikes/article/115442超冷却ネックアイスバッグ……購入価格：1280円(税込／送料無料／全国一律）
挿入口からアイス（氷）と水を入れる（内部の容量は約1.2L）、肩掛け式の「超冷却ネックアイスバッグ」。首回りはもちろん、背中、頭部、脇の下、足等々、様々な個所を冷却できるのが特徴。このネックアイスバッグは“超冷却”という名の通り、本体に氷と水を挿入・注入すれば、瞬時に強烈な冷却効果を発揮する。
【猛暑とバイク】首と肩を氷で冷やす！はバイクでも有効？ 超冷却ネックアイスバッグを試した結果……涼しいけどちょい肩が凝った。今年も猛暑の季節が到来。連日35℃以上の高温が続き、昨今は40℃超えなんて地域も珍しくない。日本の夏は湿度が高く、蒸し暑いのも特徴。高温多湿の蒸し暑い中、ナチュラルサウナと化すヘルメットを被り、熱風を浴びながら走行するライダーにとって日本の夏は“荒行”のような過酷な状況。本項は「ライダーにとって少しでも暑さを凌げるアイテムはないか？」を探求する、毎年恒例の名物企画。2024年の2発目は、氷と水で首回りを冷却する「超冷却ネックアイスバッグ」をご紹介。バイクでの走行時にこのネックアイスバッグを使えば、少しは快適に走行できるのではないか？ ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月上旬・快晴・外気温36℃の猛暑日（気象庁発表）の下、大いなる期待を抱き真夏の屋外で大粒の汗をブルブルかきながら、いざテストを敢行した。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） TESTER／REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) 購入サイト https://store.shopping.yahoo.co.jp/hac2ichiba/h4156.html ※注：記事中のデータはすべて2024年7月現在
https://motor-fan.jp/bikes/article/115343走行インプレッション！
冷却ベストの評価は◎、バイク乗車専用に設計されていない超冷却ネックアイスバッグの評価は△、コスパの低い電動ファン付き作業服の評価は×
テスト日の最高気温（気象庁発表）は36℃の猛暑日。日なたの実測温度42℃超。当日は熱中症警戒アラートが発令されていた。
速乾性の高い薄地の肌着であるユニクロのAIR ism→冷水をたっぷり含ませた水色のクールベスト→ファン付き作業服の順で着用し、キンキンに冷えた首掛け式の「超冷却ネックアイスバッグ」を組み合わせ。
「数点を組み合わせる面倒さ」や「各アイテムの持続性」など、実用性は完全無視！ “その瞬間の最高の涼しさと適正”を重視してコーディネイトするという、かなり強引ともいえる本企画だが……
今回組み合わせた3アイテムは、利便性もまずまず良好。熱中症警戒アラートが発令された過酷な暑さの中でも、現実的かつ効果的に使えたのが特徴だ。
テスト日は36℃の猛暑日で、日なたの実測温度は42℃超。電動ファン付き作業服の電動ファンを全開の状態（写真の作業服は4段階調整可能）でテストを開始した。
電動ファン付き作業服のみのテストでは、停車時には「やや涼しいかな？（ただし汗をかいた状態）」、「ないよりはマシかな？」と感じる程度。40℃を超える日なたでは、涼しさは無し。走行時は前方から吹き付ける熱風により、冷却効果はまったく感じなかった。
【バイクの熱中症対策】工事現場の定番アイテム「ファン付き作業服」、バイクで使うと……あんまり涼しくなかった。危険な暑さ・災害級の暑さと叫ばれる猛暑の夏が到来。連日35℃以上の高温が続き、昨今は40℃超えなんて地域もあり。日本の夏は湿度が高く、蒸し暑いのも特徴。高温多湿の蒸し暑い中、ナチュラルサウナと化すヘルメットを被り、熱風を浴びながら走行するライダーにとって日本の夏は“苦行・荒行”のような過酷な状況。本項は「ライダーにとって少しでも暑さを凌げるアイテムはないか？」を探求する、毎年恒例の名物企画。2024年の5発目は、工事現場や建築現場の定番となった「ファン付き作業服」をご紹介。バイクの走行時にファン付き作業服を使えば、猛暑日でも少しは快適に走行できるのではないか？ ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月上旬・快晴・外気温36℃の猛暑日（気象庁発表）の下、大いなる期待を抱き真夏の屋外で大汗をブルブルかきながら、いざテストを敢行した。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） TESTER／REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ※注：記事中のデータはすべて2024年6月時点のもの
https://motor-fan.jp/bikes/article/115596速乾性の高い薄地の肌着であるユニクロの「AIR ism」と、水色の「冷却ベスト」が“そこそこ”の効果を発揮
しかし今回は電動ファン付き作業服の下に、速乾性の高い薄地の肌着であるユニクロのAIR ismに加え、冷水をたっぷり含ませた水色の冷却ベストを着用。
冷却ベストと速乾性の高いユニクロのAIR ismの組み合わせはまずまずで、特に前方から走行風（熱風）が当たる走行時は、“適度な涼しさ”をもたらせてくれる（ただし決して感動するほどの涼しさはなく、あったほうがマシかな？ という領域）。
信号などでの停車時は、冷却ベストが身体の熱を吸収し、その熱を空調服が首元の襟や両手首の袖から逃がしてくれるイメージで、若干の涼しさを与えてくれる（こちらも決して感動するほどの涼しさはなく、あったほうがマシかな？ という領域）。
電動ファンを4個採用（多くのモデルは2個）したこの空調服は、大型の専用バッテリーにより、電源の持ちも良好。3時間連続で電動ファンを全開にした状態でも、バッテリー残量はフル充電のまま。この持久力には驚いた（バッテリーの劣化状況や気象状況等によち異なる場合あり）。
空調服の下に着用した水色の冷却ベストは、時間が経過するにつれ、含ませた水が蒸発。そのため酷暑の中では、再度水に濡らす必要あり。コンビニやスーパーなどで冷えた水を購入し、ジャバジャバと濡らせば再び冷却効果をゲットできる。
今回の組み合わせで“最強”の冷却効果を発揮したのは、中級編でも活躍した、キンキンに冷えた首掛け式の「超冷却ネックアイスバッグ」。氷水を導入したこのアイテムは、日なた＆日陰を問わず、酷暑の中でも最高のポテンシャルを発揮。熱中症になりそうな酷暑の中、30～40分程度、心地よい冷たさが体感できた。
超冷却ネックアイスバッグはアイス（氷）と水で手軽に冷却OK。コンビニやスーパーで氷と水を購入し、中身を入れ替えれば、再び目の覚めるような涼しさを獲得できるのが嬉しいところ。
今回組み合わせた3点は、利便性に優れているのが特徴。酷暑の中での作業やレジャーには非常に便利で快適だろうと感じた。
酷暑の中、バイク乗車時に使用する場合。水に濡らすだけの冷却ベストの評価は◎。超冷却ネックアイスバッグはバイク乗車専用に設計されていない肩掛け式のため、評価は△（バイクで使用する場合、本体の端と端を固定するフックを自作するなど落下防止の対策が必要）。電動ファン付き作業服はコストパフォーマンスが低いと思われるため、評価は×。
※注：上記はあくまでも筆者の感想です。個人の感覚・体質・健康状態、また気象状況等により感じ方は異なります。
【猛暑とバイク】Amazonでネッククーラーを購入。さっそく涼もうとしたら……サクラレビューに騙された。連日35℃以上の高温が続く日本の夏。昨今は40℃超えなんて地域も珍しくない。高温多湿の蒸し暑い中、ヘルメットを被り、熱風を浴びながら走行するライダーにとって、夏は“修行”ともいえる過酷な季節。そこで注目したのが、巷で流行りのネッククーラー。バイクでの走行時、このネッククーラーを使えば、少しは快適に走行できるのではないか？ ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月某日。大いなる期待を抱き、外気温36℃（気象庁発表）の真夏の屋外で、大汗をブルブルかきながら実験してみた。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki) ※2022年8月5日、写真を追加しました。
https://motor-fan.jp/bikes/article/47083
冷感タオルは一時凌ぎ？ バイクに乗って試してみた。 【バイクに使える、猛暑対策グッズ探し02】SP武川のエアフローシートカバーには目からウロコが何枚も落ちた。ただ、下半身が快適になっても上半身の暑さはどうにもならない。バイク用品としてはラインナップされていないが、熱中症対策の冷感グッズは使えないだろうかとテストしてみた。 REPORT●増田 満（MASUDA Mitsuru） PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke)、増田 満（MASUDA Mitsuru）
https://motor-fan.jp/bikes/article/84216
「3秒で冷却」は本当？｜Amazonでネッククーラーを購入。のアルミプレート冷却タイプを試してみた。【猛暑とバイク】国内では夏の気温上昇にともない、ネッククーラーが流行。バイクでの走行時、このネッククーラーを使えば、少しは快適に走行できるのではないか？ 前回はAmazonのレビューで高評価の「首掛け扇風機」を使ったが、残念ながら涼しさを獲得することなく見事に玉砕。そこで今回、再びAmazonでレビュー評価の高かった、“空冷ではなく部分的に冷やす”ネッククーラーを使い、バイク走行時の快適性を追求。首掛け扇風機と同様、ギンギラギンの太陽が容赦なく照り付ける7月某日、さらなる期待を抱き、外気温36℃（気象庁発表）の真夏の屋外で、大汗をブルブルかきながら実験してみた。 PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke） REPORT●北 秀昭(KITA Hideaki)
https://motor-fan.jp/bikes/article/47595
気温37度｜シンプル イズ ベストのバイク冷却技→「首に保冷剤を巻く」を実際に試してみた！ 【バイクに使える、猛暑対策グッズ探し03】猛暑の日でもバイクに乗りたい！ けれど体温を超えるような日に何も対策をしないで乗るのはあまりに無謀。というわけで猛暑日でも快適なライディングができないか、便利グッズを試して検証する3回目。今回はやはり本命との誉れ高い保冷剤を試してみた。 REPORT●増田 満（MASUDA Mitsuru） PHOTO●山田俊輔（YAMADA Shunsuke)、増田 満（MASUDA Mitsuru）
https://motor-fan.jp/bikes/article/84233
