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『エアレースX』2025年シリーズ王座へ負けられない戦い！第2戦に投入される改良型マシンを室屋義秀選手のフライトで披露

2025.06.26 16:29

世界最高峰の操縦技術を競う空の4次元モータースポーツ『エアレースX』。2025年4月29日にふくしまスカイパーク（福島県福島市）の第1戦で開幕した2025年シリーズだが、ディフェンディングチャンピオン「LEXUS PATHFINDER AIR RACING（レクサス・パスファインダー・エアレーシング）」とそのパイロット・室屋義秀選手は、7月5日（土）〜6（日）に開催される第2戦に向けてマシンの改良を実施。6月19日（木）にメディアデイが開催され、その姿が報道陣に披露された。

エアレースX第1戦のイベントレポートやエアレースXに関する解説はこちらをご覧ください。

第2戦に向けての改良点とは？

室屋選手は第1戦で予選・決勝とも2位となり、選手権ポイントは23点。ランキングは同レースで完勝したパトリック・デイビットソン選手に対し10点差の2位となっている。エアレースXシリーズは全4戦で争われるため、次の第2戦は王座防衛の重要な一戦になる。

2023年にシリーズ初代王者に輝き、2024年にはシリーズ総合優勝を達成している室屋選手。2025年シリーズでの王座防衛のために、第2戦は負けられない戦いとなる。

そこでレクサス・パスファインダー・エアレーシングは第2戦に向けてマシンの改良を実施。改良することについては第1戦の時点ですでに公表されていたが、実物とそのフライトは今回が初お披露目となった。

メディアデイで行われた改良型でのデモフライト。

エアレースXはモータースポーツだけにマシンについてはレギュレーションで厳しく規定されている。飛行機で重要な空力パーツも手を入れられる範囲は限られてくるのだが、アップデートが可能なパーツとして今回、主翼端の「ウイングレット」が新しくなっている。

新型ウイングレット。

ウイングレットがどのように変わったかは写真をよく見比べてみてほしいところだが、細く鋭かった従来型から幅広く緩やかになった印象だ。この改良の効果は如何に？第2戦でその成果が明らかになるだろう。

レクサス・パスファインダー・エアレーシングの本拠地・ふくしまスカイパークHANGAR1で公開された改良型。

4月29日に開催された第1戦、同じくふくしまスカイパークHANGAR1で撮影した改良前のマシン。

フライト中の改良型をアップで見る。

改良型を別角度から。

第1戦での改良前のマシン。

第1戦でのデモフライトの様子。

第2戦は7月5日（土）〜7月6日（日）開催！

エアレースXオフィシャルサイト

2025年シリーズの第2戦は7月5日（土）〜7月6日（日）に、エアレースXの特徴であるリモートレース形式で開催され、「AIR RACE X 公式 YouTube チャンネル」で配信される。配信時間は5日の予選、6日の決勝、共に22時となっている。

AIR RACE X 公式 YouTube チャンネル

2025年シリーズの行方を占う1戦で、室屋選手が改良されたマシンでどのようなフライトを見せるのか？大いに気になるところだ。