スムーズな加速で走りは俊敏 大人4人も快適なエンジン車

初代が2012年に誕生し、初のモデルチェンジを受け19年に発表されたのが、プジョー・ラインナップの底辺を受けもつ現行2代目208。

エクステリア

撮影車は電気自動車のe-208だが、1.2ℓガソリンターボ車はマイナーチェンジによってフロントマスクやテールレンズの意匠をアップデート。ライオンの3本かぎ爪をモチーフとしたデザインがさらに強調されている。最小回転半径は5.4m。

日本では20年に発売された現行型は、デビュー当初からバリエーション内にピュアEVバージョンを用意しているのが大きな特徴だ。最新のモデルは24年10月にエンジン仕様のみフェイスリフトが行なわれるなどのマイナーチェンジを受けて現在に至っている。

インストルメントパネル

小径ステアリングの上から立体的なデジタルメーターを眺める「3D i-Cockpit」は現代プジョーの個性だが、癖があるのも事実。7インチのセンターディスプレイはスマートフォンと連携可能。オプションでナビ機能も装備できる。

テストドライブを行なったのは、1.2ℓのターボ付き3気筒エンジンを8速ステップATと組み合わせて搭載し、前輪を駆動するエンジン仕様のうち、上級の「GT」。ちなみに、プジョーでは「エンジン車とEVを同列に扱う」という戦略を採用しているため、ボディのサイズに違いはなく、出力にも大きな差は与えられていない。

居住性

コンパクトなハッチバックモデルということもあり、キャビン空間は決して広大ではない一方で、大人4人が無理なく過ごせそうな室内空間の水準である。低くマウントされた小径ステアリングの上側からメーターを見通すという特異なレイアウトをもつが、これは慣れが解決してくれそうでもある。

うれしい装備

ボディ左後方に普通充電と急速充電(CHAdeMO)のポートをまとめる。普通充電は6kWに対応、50㎞走行分を約90分間でチャージできる。
財布や運転免許証、パーキングチケットなどをサッとしまえるリッド付き収納スペースがインパネ中央の使いやすい位置に用意されている。
EPBボタン後方のスイッチにより3つの走行モードを選べる。エコ/ノーマル/スポーツとあるが、航続距離を求めるならエコを選びたい。
月間販売台数    NO DATA
現行型発表    20年7月(エンジン車マイナーチェンジ 24年10月)
WLTCモード燃費  17.9㎞/ℓ※ガソリン車

ラゲッジルーム

〝ピュアテック〞の愛称が与えられたエンジンは、低回転域から太いトルクを発してくれると同時に、回転の上昇もスムーズかつ滑らかで、まるで「ディーゼルエンジンとガソリンエンジンの良いとこどりをした」という印象。比較的軽量なこともあり、走りは機敏で軽快だ。

※本稿は、モーターファン別冊 ニューモデル速報 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」の再構成です。

「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」モーターファン別冊 統括シリーズVol.168|最強のクルマバイヤーズガイド【モーターファン別冊 ニューモデル速報】公式サイト

モーターファン別冊 統括シリーズ Vol.168「2025-2026年 コンパクトカーのすべて」/2025年6月3日発売。

http://motorfan-newmodel.com/integration/168/