ミッションを下さずに手軽に交換可能!

3速ギヤと4速ギヤのギャップを埋める必殺兵器

アルト系車種のオリジナルパーツ開発に取り組むラインナップレーシングから、2つの新製品がお披露目された。

まずは3〜5速のクロス化を果たす3.5速ギヤ。これは3→4速のシフトアップ時に失速しがちな36NAの弱点をカバーするアイテムだ。5速のギヤ比を3速と4速の中間とするためシフトパターンは変則的なものとなるが、3-4とシフトしても従来どおり使用可能。シフトアップでの失速が気になる場面では3-5-4とシフトすればよいと考えればいいだろう。ちなみに、シフトダウン時に4-5-3と落とす必要は特にない。

素材はSAE8620材を使用した鍛造仕上げで、強度アップも図られている。中古ミッションを使い、クラッチ交換まで含めると30万円オーバーになるワークス用セミクロスミッション流用と比べれば、相当リーズナブルにクロスギヤを手に入れられる。

5速ギヤはミッションケース最外側のベアリングよりさらに外側に組まれているため、助手席側の上下からアプローチして交換することが可能。作業時にギヤをロックするためのSSTも1000円程度で入手できる。ミッションを下ろすことなく手軽に交換できるため、導入コストも最低限で済む。

そして、もうひとつの新作は、安定したシフトワークをサポートするために重心位置や重量を吟味したヘビーウエイトノブだ。シフト位置が低いワークス用は約216g、シフト位置が高いNA用は約190gと、内蔵ウエイトの重量を変えたうえで、重心位置の微調整まで可能とするこだわり設計となっている。

ネジ切りされており簡単にシフトノブ交換が可能なNAに対し、接着固定となっているワークスはそのままでは交換できない。そこでワークス用にはネジ切り済みの専用カラーを用意。ヒートガンなどで温めてシフトノブを外し、現れる純正カラーをプライヤーで破壊して取り外し、専用カラーへ入れ替えればOKだ。

いずれも5MT車の走りを一層楽しくするために設計されたアイテム。スポーツ走行を楽しむユーザーは要チェックだ。

●取材協力:ラインナップ(松山商会) 兵庫県姫路市花田町小川574-1 TEL:079-260-7077

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