The Greatest Hits
Music Legends and their Ferraris

音楽とフェラーリの共通点

フェラーリ・ミュージアムでスタートした新企画展『The Greatest Hits ― Music Legends and their Ferraris』。
今回の企画展では、フェラーリをインスピレーションの源としてきたミュージシャンたちを愛車と共に紹介する。

フェラーリ・ミュージアムで開催中の『The Greatest Hits ― Music Legends and their Ferraris』は、フェラーリと音楽の結びつきに焦点を当て、国際的な音楽シーンを代表する人物が所有するフェラーリを展示。展示ルートには、ミュージシャンが所有、もしくはドライブした車両をはじめ、アーカイブ写真、オリジナルの音声コンテンツが並べられた。

フェラーリと音楽は、技術の追求と表現の自由をバランスするという意味で、価値観を共有。両分野では「パフォーマンス」が中心にあり、それはステージ上であれ、ステアリングを握る場面であれ変わらない。今回の展示では、クルマを芸術的アイデンティティと結びつけ、個人的かつ文化的に表現した。

有名ミュージシャンが所有するフェラーリ

フェラーリ・ミュージアムでスタートした新企画展『The Greatest Hits ― Music Legends and their Ferraris』。
様々なミュージシャンのフェラーリが集められる中、目玉と言えるのが、ピンク・フロイドのニック・メイスンが所有した「フェラーリ 250 GTO」。

今回、フェラーリをインスピレーションの源、あるいは人生とキャリアの相棒として選んできたアーティストが数多く登場。会場に並ぶ車両は、それぞれの個人的な関係性を物語る証と言えるだろう。展示エリアには、企画展のために特別制作された映像と音声コンテンツを軸に構成。また、ジャーナリストのフェデリコ・ブッファが構成に参加し、企画展専用に制作したポッドキャストシリーズを聴くこともできる。

展示車両には、ピンク・フロイドのニック・メイスンの「フェラーリ 250 GTO」、指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤンの「250 GT ルッソ」、エリック・クラプトンのために製作されたワンオフモデル「SP12」、シンガーソングライターのJ・バルヴィンの「512 TR」、ラッパーのスウィズ・ビーツが所有する「SF90 XX」などが揃えられた。もしもこの時期にマラネッロへ行くならぜひ訪れてほしい。

音楽をテーマにした今回の企画展の開催に合わせ、フェラーリ・ミュージアムは2026年7月13日から18日にかけてモデナで開催される『Jazz Open Modena』のプレミアムスポンサーを務めることも発表した。

『Jazz Open Modena』は、ドイツ・シュトゥットガルトで長く開催されてきたジャズフェスティバルを起源に持ち、グレゴリー・ポーター、ダイアナ・クラール、モービー、ジェイミー・カラム、ジョス・ストーン、ジャン・ミッシェル・ジャール、ルカ・カルボーニ、パロヴ・ステラー、ミュートといった国際的なアーティストが、モデナを舞台にパフォーマンスを繰り広げる。

MUSEO ENZO FERRARI

Via Paolo Ferrari 85 – 41121 Modena
https://www.ferrari.com/en-EN/museums

オープンは2012年。白で統一された美しい内部。宙に浮いたような台に展示されているのが面白い。展示内容は定期的に変わる。

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フェラリスタの聖地巡礼といえば、マラネッロ、そしてフェラーリミュージアムであろう。だが、今回フェラーリ本社からクルマで30分の場所にあるもうひとつの聖地を訪れた。エンツォ・フェラーリの父であるアルフレッド・フェラーリの鉄道部品関連の工場があった場所にあるミュゼオ・エンツォ・フェラーリだ。