Jeep Avenger 4xe Hybrid
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Audi Q2 35 TDI quattro advanced
BEVに続きハイブリッドモデルを追加




ステランティス・グループがジープブランド向けに開発したコンパクトSUV「アベンジャー」。2022年、コンパクトなボディに新世代ジープをアピールするクリーンなエクステリアを備えてフル電動モデルとして登場した。そして2026年3月に、待望のマイルドハイブリッド仕様「アベンジャー 4xe」が追加された。
アウディは、2016年にクロスオーバー/SUV「Q」シリーズのエントリーモデルとして「Q2」を発表。フォルクスワーゲングループ共同開発の「MQB」プラットフォームをベースに、大型シングルフレームグリルを中心に据えたマッシブなフォルムが特徴となる。今回は2024年に行われた2度目のフェイスリフトから日本市場に導入された「Q2 35 TDI quattro」と「アベンジャー 4xe」を比較する。
ボディサイズは、Q2がアベンジャー 4xeより全長で80mm、ホイールベースは25mm長い。一方で全高はQ2がアベンジャーより70mm低い1530mmに抑えられて、機械式立体駐車場にも入庫が可能な都市型SUVを貫いている。
ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド
ボディサイズ=全長4120mm×全幅1775mm×全高1600mm
ホイールベース=2560mm
車両重量=1480kg
タイヤサイズ=215/60R17
アウディ Q2 35 TDI quattro advanced
ボディサイズ=全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mm
ホイールベース=2595mm
車両重量=1540kg
タイヤサイズ=215/55R17
モーターのみでの走行が可能な「4xe」




「アベンジャー 4xe」は、最高出力136PSを発揮する1.2リッター直列3気筒ターボに、2基のモーターを含む48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。30km/hまでであれば、モーターのみでの走行が可能となっている。「Q2 35 TDI」は、最高出力150PSの2.0リッター直列4気筒TDIディーゼルターボに、アウディ独自の全輪駆動システム「quattro」が組み合わせられた。
ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド
エンジン形式=直列3気筒ターボ+マイルドハイブリッド
排気量=1199cc
最高出力=136PS/5500rpm
最大トルク=230Nm/1750rrpm
トランスミッション=6速DCT
駆動方式=AWD
アウディ Q2 35 TDI quattro advanced
エンジン形式=直列4気筒ディーゼルターボ
排気量=1968cc
最高出力=150PS/3000〜4200rpm
最大トルク=360Nm/1600〜2750rpm
トランスミッション=7速Sトロニック(DCT)
駆動方式=AWD
ジープらしい走破性能を備えたアベンジャー




アベンジャーは、メーターナセル内に10.25インチマルチビューディスプレイ、センターコンソールに10.25インチタッチパネルモニターを配置。直線基調のクリーンなインテリアは、落ち着いた雰囲気をたたえる。Q2は、2024年のアップデートで、最新仕様のインフォテイメントシステム「MIB3」を導入し、8.8インチタッチスクリーンと12.3インチ液晶ディスプレイが導入された。
「アベンジャー 4xe」と「Q2 35 TDI」の価格差は26万円でアベンジャーが高い。同じコンパクトSUVというカテゴリーに属しながらも、そのキャラクターは対照的。2016年の登場以来、改良を重ねてきたQ2は高い完成度を誇り、ストップ&ゴーの多い市街地ではトルキーなディーゼルエンジンが強みとなる。ディーゼルと全輪駆動を組み合わせながら、500万円を下まわる価格も大きな魅力だ。
街中での扱いやすさに優れるQ2に対し、アベンジャー 4xeは最低地上高210mmを確保し、最大渡河深度40cmまで対応、フロア下にはスチール製ガードを装備するなど、ジープらしい本格的な悪路走破性能を備える。先進的なハイブリッドシステムだけでなく、オフロードを楽しみたいユーザーにとって、アベンジャーは“初めてのジープ”として理想的な1台になるはずだ。
車両本体価格
ジープ アベンジャー 4xe ハイブリッド 499万円
アウディ Q2 35 TDI quattro advanced 473万円

