走りとスタイリングを両立!

控えめだからこそ際立つ完成度

GRヤリスが持つWRC直系のポテンシャルを、より自然に、より機能的に引き上げる。そんな思想のもと、カンサイサービスが展開するのがオリジナルエアロシリーズだ。

その特徴は、派手な演出に頼らず、ストリートからサーキットまでを見据えた実践的な設計にある。見た目のインパクトだけでなく、空力性能や使い勝手まで含めてトータルで完成度を高めているのがポイントだ。

フロントには、後期純正バンパーのシャープなデザインをさらに引き立てる「フロントセンターリップ」を設定。スタイリッシュなルックスに加え、フロア下の整流効果を狙ったボトムフィンも備え、空力性能の向上にも貢献する。

サイドステップは、最低地上高や乗降性を考慮した薄型フラップ形状を採用。サイドビューに適度な躍動感を与えながらも、日常での扱いやすさを損なわない絶妙なバランスに仕上げられている。

リヤまわりでは、「リヤゲートスポイラー・タイプ2」が存在感を発揮。従来のタイプ1をベースにしながら、よりワイド感を強調したデザインを採用する。ピラー部に装着されるカナードとの組み合わせにより、スタイリング面だけでなく空力面でも効果を発揮する。

さらに、リヤビューをスマートに引き締めるリヤアンダースポイラーも用意。過度なボリューム感はあえて排除し、洗練された大人のスポーツスタイルを演出している点も、カンサイサービスらしいアプローチと言える。

機能パーツとして注目したいのが、前期・後期モデルの両方に対応するカーボンボンネットだ。サーキットでのテストを重ねながらダクト形状を決定し、冷却性能と空力性能を高次元で両立。さらに、裏面にはレインカバーを装着可能とし、ストリートユースへの配慮も忘れていない。

そして密かな人気アイテムとなっているのが、オリジナルステアリング(7万8400円)。「自分で使いたいから作っただけ」と向井代表は笑うが、その自然な握り心地とスポーティなデザインは多くのGRヤリスオーナーから高い支持を集めている。

派手さで魅せるのではなく、機能と美しさを磨き上げる。実戦から得たノウハウを惜しみなく投入し、“走りの質”そのものを引き上げる。それこそがカンサイサービス流エアロチューンの真髄なのである。

●取材協力:カンサイサービス 奈良県奈良市小倉町1080 TEL:0743-84-0126

「究極の万能型を目指したランエボX」名将カンサイサービスが辿り着いた2.2L仕様の全貌

日常の足として不満なく使え、サーキットでは確実にタイムを刻む。その理想を追い続けて辿り着いたのが、カンサイサービスのCZ4Aだ。4B11を2.2L化しGTII7460タービンを組み合わせた現在の仕様は、安全マージンを確保しつつ361psを発揮。老舗ならではの“末永く楽しむ”思想が随所に息づく。

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