
“軍用車テイスト”を本気で追いかけたオーバーランド仕様
会場内で圧倒的な存在感を放っていたのが、杉山さんのジムニーシエラ。ルーフいっぱいに積載されたハードケース、ARBパーツで武装したエクステリア、そして本格的なオーバーランド装備の数々。そのスタイルは、まるで海外ラリーや軍用車両を思わせる1台だ。
「昔テレビで見ていたラリーカーとか、海外の4WDスタイルが大好きだったんです」。
そう話す杉山さんは、テラノ、ジムニー、そして現在のシエラと、これまで乗ってきたのは4WD車のみ。特に“無骨で実用的なスタイル”への憧れが強く、今回のシエラでもその世界観を徹底的に追求している。
なかでも強烈なインパクトを放っているのが、ルーフへ積載された4つの“HARDIGG CASES(ハーディックケース)”だ。
ハーディックケースは、もともと米軍や防衛産業向けとして使われていた超高耐久ハードケース。現在はペリカン社傘下となっているが、ミルスペックレベルの耐久性を誇り、“ヘリから投下しても壊れない”と言われるほどの頑丈さで知られている。
「このケース、実は4個揃えるのに2年くらいかかったんですよ(笑)」。
数少ない取扱店やネットオークションをチェックし続け、ようやく揃えた4箱。しかも全て中古品のため、傷や汚れ、日焼けなどによる色褪せ具合までそれぞれ違うという。しかし杉山さんは、「使い込まれた感じが、よりミリタリーっぽい雰囲気になるんですよね。そこが逆にいいんです」と笑う。

もちろん見た目だけではない。内部にはランタンやワンポールテントなど、大切なアウトドアギアを収納。実用性も本気仕様だ。
そんなケースを搭載するARB製ルーフラックからサイドへ展開されるのが、同じくARB製サイドオーニング。一般的なタープとしてだけでなく、サイドウォールを追加することでオーニングテント化できる高い拡張性がお気に入りだという。
また、フロントまわりにも強いこだわりが詰まる。
ARB製ブルバーとショートバンパーの組み合わせは、まさに海外オフローダーそのもの。大型フォグランプにはオレンジレンズカバーを装着し、クラシックなラリーカー風スタイルを演出している。
「昔の4WDって、こういう大きいランプ付いてたじゃないですか。あの雰囲気が好きなんです」。
さらにルーフラックへ装着されたスタックラダー、リアのROTOPAXウォーターコンテナ、ハイリフトジャッキなど、装備はどれも“本当に使う前提”。ファッションではなく、実際のアウトドアや悪路走行を見据えた装備選びが印象的だった。
「見た目重視というより、“ちゃんと意味がある装備”が好きなんですよね」。
そして最後に見せてくれたのが、以前乗っていたテラノと現在のシエラを再現したラジコンカー。クルマ好きならではの“愛車愛”が詰まった小ネタまで含めて、まさに“趣味を全力で楽しむ”オーナーさんでした。








以前乗っていたテラノ、そして現在のシエラをリアルに再現したラジコンカー。愛車愛あふれるコレクションとして会場でも注目を集めていた。
EASY DAY
●日時:2026年4月18日(土)~19日(日)
●場所:無印良品 カンパーニャ嬬恋キャンプ場 【区画サイト(林間エリア/草原エリア)】
PHOTO:塩谷佳史



