米国生産の3列SUV「アセント」を日本市場に導入予定!
2026年6月6日にSUBARUが米国で生産している3列シートSUVの「アセント」を国内市場へ導入することを検討していると発表した。
「アセント(エヴォルティス)」は、SUBARUが海外市場向けに生産しているSUVで、フォレスターやアウトバックよりひとまわり大きなボディを持っている。いわゆるトランプ関税の関連、日米貿易合意の影響があって、要は「日本でももっとアメ車を買ってくれ」的な要因があって、それにスバルも対応したカタチ。現時点では2026年後半を目処に日本市場への導入を検討している。ちなみにこの動きは、トヨタや日産、ホンダなど他自動車メーカーでも検討されている。

すでにアウトバックの国内生産が終了しているため、現在のスバルラインアップではフォレスターが一番大きなサイズのクルマとなっている。そのため大きなスバル車が欲しかったという人にはかなりのビッグニュースで、しかもアセントは3列シート車。SUBARUとしてもエクシーガ以来の設定となる点にも注目で、スバル車選びの幅が広がるのはうれしい。

スバルのアセントってどんなクルマ?

「アセント」は同じく国内市場には投入されていないトライベッカ(2014年に生産終了)の後継的な位置付けで2018年に販売スタート。日本では未発売。搭載エンジンはFA24の水平対向ターボで最大出力約260馬力。スバルグローバルプラットフォームが採用されている。なんといってもそのビッグボディが魅力で、スバル車最大なのはもちろんのこと、ヨンク王者ランクル300ともほぼ同等。ランクル300の方が全高と全幅が少し大きいので車格的にはひとまわり小さく見えるかもしれないが、全長についてはアセントが約5mとランクル300より長い。またランクルがラダーフレームなのでいわゆるクロカン感が強い乗り味だが、アセントはフォレスターやアウトバックの延長上の乗用車的な乗り味となっている。
■ボディサイズ比較
| スバル・フォレスター | スバル・アセント | トヨタ・ランクル300 | |
| 全長(mm) | 4655 | 4999 | 4985 |
| 全幅(mm) | 1830 | 1930 | 1990 |
| 全高(mm) | 1730 | 1819 | 1955 |
そんなアセント最大の特徴が、他のスバル車にはラインアップがない3列シート車だというところ。スバルの3列シート車といえば、2008年〜2018年まで国内販売されていたエクシーガ/エクシーガクロスオーバー7。このエクシーガはフォレスターとアウトバックの間のサイズ感で、3列シートを実現。ファミリー層をターゲットにしていながらもスバルの名機EJ20ターボ搭載モデルも設定していて、走り好きなスバルファンから高い支持を得ていたし、いまでも唯一無二の存在として乗り続けているオーナーも多数。
スバルファンの中には、どうしても7/8人乗りが必要な人も多いので、このアセントの国内導入はかなりウエルカムなことになるだろう。さてここでやはり問題となるのが価格だ。



■スバル・エクシーガ クロスオーバー7



気になるアセントの価格は?
2026年現在、アセントの北米での車両価格は約42000ドル〜約52000ドルほど。いまの円安状態160円で計算すると672万円〜832万円ほど。2026年後半に1ドル145円くらいまでになっていると600万円前後から800万円前後とかになるからだいぶ違ってくるけど。もちろんここにそもそも逆輸入するきっかけとなっている日米の関税の問題もあるから、素直にこの金額でというわけにもいかないだろうから、それはまた続報を待ちたいところ。
どちらにしても決して安い金額ではないが、ランクル300とかと比べるとだいぶ手が出せる価格になりそうな感じだ。なにより、これまでのように敷居の高い個人的な逆輸入や逆輸入専門ショップなどから、それこそ国内でランクル300を買うくらいの金額で手に入れる必要がなくなり、スバルのディーラーで取り扱ってくれるという安心感のある購入ができるようになるのはコアなマニアを除けばかなりのメリット。普通に逆輸入車が日本で正規ルートで買えるようになる時代はカスタム目線でもその幅が広がって楽しくなるかも!

すでに日本でアセントに乗ってカスタムしているユーザーも!!
これまで雑誌「スバルスタイル」などでも掲載しているが、逆輸入車のアセントを日本国内で乗ってカスタムを楽しんでいるユーザーもいる。当然決して多くはないけど(笑)。実際にクルマを目の前にすると、やはりその大きさに「オオッ! デカっ!!」と思うし、街中でもその存在感は抜群だ。








※ユーザーカーは雑誌「スバルスタイル」より



