
まだパーツが少ない今だからこそ、FJカスタムの方向性を示した一台
ランクルフェス会場でも、ひときわ多くの視線を集めていたのが、話題のランドクルーザーFJだ。まだ納車が始まったばかりということもあり、会場内でも実車は数えるほど。そのなかで、いち早くオーバーランドスタイルへと仕上げたのが、4WDカスタムを得意とするHYM MOTORSだった。
プラドやランドクルーザー250、ハイラックス、トライトンなど、アゲ系カスタムを数多く手掛けてきた同ショップ。この日はお客さんたちと前日からキャンプを楽しみ、そのままランクルフェスへ参加。ショップとユーザーが一緒に遊ぶというスタイルも印象的だった。
「FJはコンパクトで扱いやすいサイズ感が魅力ですよね。内装も250に近くて質感も高いですし、これから人気が出るモデルだと思います」。
そう話すHYM MOTORS・早山さんが目指したのは、FJらしいオーバーランドスタイルだった。
装着されるパーツはARB製のスキッドプレートやロックレール、ベースラックを中心に構成。ルーフにはGIWORKS製ルーフトップテント「GI-1.28」を搭載し、IPF製LEDライトも追加。どこへでも旅に出られる雰囲気を演出しながら、街中でも違和感なく乗れる絶妙なバランスでまとめられている。
足元にはMKW M204とBFグッドリッチ K02をセット。現在は純正車高ながら、265/70R17タイヤによって自然なリフトアップ感を演出している。
「まだパーツが少ないので、まずは全体のバランスを大事にしています。このデモカーも、このあともう少し車高を上げる予定なんですよ」。
実際、この仕様もまだ完成形ではないという。
FJはランドクルーザーシリーズのなかでも最もコンパクトなモデルだけに、価格面も含めて手が届きやすい存在になるとHYM MOTORSでは考えている。すでにショップにも納車待ちのお客さんが多く、8~9月頃から本格的に増えはじめるのではないかと予想している。
まだカスタムパーツが出揃っていない今だからこそ、ショップごとのアイデアや個性が色濃く表現される時期でもある。ランクル250とはまた違うサイズ感とキャラクターを持つFJが、これからどんなカスタムシーンを築いていくのか。その可能性を感じさせる一台として、多くの来場者の注目を集めていた。







OWNER HYM MOTORS
主要SPEC⚫️WHEEL:MKW M204(17×8.0)⚫️TIRE:BFグッドリッチ T/A K02(265/70) ⚫️EXTERIOR:F/S/ルーフキャリア=ARB、ルーフトップテント=GIWORKS GI-1.28 他
【LAND CRUISER FES JAPAN 2026】
開催日:2026年6月14日(日)
開催場所:富士スピードウェイ
PHOTO:秋元栄二郎


