乗用ミニバンベースの簡易キャンパーのメリット

現在のキャンピングカーは、走るホテルのような豪華仕様から簡易キャンパーまでバラエティに富んでいる。簡易キャンパーは、ギャレーや本格的な常設ベッドなどは備えず、車内では基本的に横になれればOKというニーズを満たすモデルだ(ポップアップルーフを架装したタイプもあるが)。

簡易キャンパーのベースとなるのは、乗用ミニバンや軽自動車などが多い。ハイエースなどの商用バンベースと比べ、取り回しなど普段使いがしやすいだけでなく、走行性能(操縦安定性)や乗り心地、静粛性にも優れるなどのメリットも享受できる。
3パターンにアレンジできる「MONOBOX Di-seat」

フレックス・ドリームが手がける三菱デリカD:5のカスタムコンプリートカー「デリカD:5 P MONOBOX:Di-seat」は、セカンドシートに換装されている「MONOBOX Di-seat(ダイシート)」が最大の特徴だ。前向き乗車、後ろ向き(対面)、フルフラット(ベッド)の3パターンにアレンジできる。ベッドサイズは、約1100(デリカD:5の室内幅からの予想値)×約1680mmで、長身の方だと厳しいかもしれないが、少し斜めに寝れば大人でも対応できそうだ。

なお、8人乗りから7人乗りに変更しているが、純正のシートレールをそのまま使用し、追加のボルト穴加工や床構造を変更していないため、乗車定員を変更するため記載事項変更(構造等変更検査を実施)が必要になる。
オフロード系カスタム

タフさを強調する本格オフロードのエクステリアも印象的だ。顔つきを強調しているのがMONOBOX製フロントブッシュバー(バンパーガード)で、新型デリカ専用に設計されていて、純正のコーナーセンサーの作動を妨げないように配慮されている。夜間走行時にアメリカンSUVのような個性的で存在感のあるフロントマスクを演出するIPFグリルマーカーも目を惹く。

また、アーバンカーキなどのアースカラー系のボディラッピングや各所のブラックアウト塗装により、ミリタリー調に仕立てることも可能だ。オーバーランド系フルカスタム(ラック+ライト+ヒッチ)とオフロードタイヤと16インチホイールの組み合わせなどにより、デリカD:5で人気のアウトドア系カスタムに仕立てられている。

日常使いとデリカD:5らしさを強調するカスタマイズ、車中泊を伴うアウトドアにも対応する万能コンプリートカーといえる仕様になっている。

■フレックス・ドリーム デリカD:5 P MONOBOX:Di-seat
●ベース車両:三菱デリカD:5 P
●乗車定員:7名
●就寝人数:2人
●全長×全幅×全高:全長4800mm×全幅1815mm×全高1875mm
●エンジン:2200cc
●トランスミッション:8AT
●駆動方式:4WD
●展示車車両本体価格:569万8000円
●展示車両税込価格:834万6960円
■主要装備
●エアコン(デュアル)●リヤヒーター●サブバッテリー
■オプション
●サイドオーニング●フロントブッシュバー(11万円)●ルーフラック・オーニング(28万5560円)●IPFグリルマーカー(6万500円)●KADDISステップ763(11万6600円)●KADDISトレイルヒッチ(12万4300円)●VALENTIスモークテール(参考品/10万4000円)●KADDISテールガード(3万9600円)●MONOBOX Di-seat(55万円)●ボディラッピング・塗装(88万円)●ほか参考品(37万8400円)
