史上最強のキング・オブ・ランクル!
170以上の国と地域で75年あまりに渡り販売されているランクルは、トヨタブランド最古参のグローバルカー。なかでも「300」は、シリーズの頂天に位置する。
〝現行同等以上〟を命題に開発された1台で、刷新したラダーフレームを皮切りに、より強く、より軽く、かつ安定して走りきれるタフさをウリとする。屋台骨となるプラットフォームは、先代比で剛性が20%も上がった最新仕様であり、ボディ各部にアルミ材を多用するなど、素材面にも大きな違いが。驚くべきことに、車重は先代より200㎏も軽くなっている。100系以来となる、V6ツインターボディーゼルの復活も話題を集めるほか、サスペンションは制動時の挙動安定性や、悪路走行時に起こるタイヤの浮きにくさを向上。低速時の取り回し性向上を狙いパワステの味付けをも変更と、キング・オブ・ランクルに恥じない高い機能性を誇示している。
「70」シリーズに肩を並べるほどのタフさを維持しながら、高級&豪華路線の装備を多数備えた点も見所。どの状況下にあっても疲れにくい「快適性」や、誰もが便利と感じる「機能性」が貪欲に盛り込まれたラグジュアリーワゴンとしても秀逸なのだ。
グレード体系も充実しており、標準グレードのほかに、シリーズ唯一となる「GRスポーツ」と呼ぶバンパーやサスが異なるスポーツグレードも存在する。


ディーゼル車:約774万円~814万円
ガソリン車:約525万円~784万円(ガソリン車は2026年5月時点、受注停止中)
【BODY】頑丈骨格と、軽く強いボディ
基礎をなすプラットフォームは、「GA-F」と呼ばれる最新仕様。剛性、軽さ、衝突安全性のすべてを向上させたラダーフレームで構成された堅牢な骨格を持つ。ボンネットや天井、ドアなどをアルミで、そのほか随所に高張力鋼板と呼ばれる強く軽い素材を多様と、先代比で200㎏もの軽量化を達成した。

【DRIVE】四駆力と運転支援機能
臨機応変なトルク配分を行えるセンターデフやトルセンLSDなど、荒れ地を走破できる高い駆動力も自慢だ。なかでも「マルチテレインセレクト」と呼ぶ、タイヤ空転時や駆動力が不足しがちな場合に使える支援機能は必見。モードを6種類から選べるほか、各種センサーを併用して、シーンに応じた走破性能を発揮。


【ENGINE & SUSPENSION】強力なV6ツインターボと安定した足
エンジンは馬力重視の3.5Lガソリンと、太いトルクの3.3Lディーゼルの2系統。ともにV6のツインターボだ。搭載位置を、後方へ70㎜、下方へ28㎜移動と、低重心化を図った。ちなみにフロント/ダブルウィッシュボーン、リア/トレーリングリンク車軸式のサスも新開発。ストローク量の向上や、挙動安定性を高めている。


全5グレード展開
最上位の「ZX」など、全5グレードで展開。ガソリンは全グレードにあるが、ディーゼルは上位2グレードのみ。バンパーはグレードで異なり3種類も存在する。

ガソリン車、受注停止中
「250」同様、発売以来大ヒットとなっている「300」だが、2026年5月時点では、グレード体系の主軸となるガソリン車の受注は停止されており購入できない(再開未定)。オーダーできるのはディーゼル車だけだが、それも販売台数の制限がかかっている模様で、実質的に購入できないお店が多い模様だ。
STYLE RV(スタイルRV) Vol.190 トヨタ・ランドクルーザー No.3 より



