
GRスポーツだからこそ挑んだ、本気のオーバーランドスタイル
ランドクルーザー300といえば、街乗りを意識したラグジュアリーなカスタムが多い。そのなかで、このGRスポーツはひと味違う。
スプリング交換による3インチアップ、2インチのボディリフト、そして35インチタイヤを装着。実質6インチアップ級という圧倒的なリフトアップスタイルに加え、12J、オフセット-44という超ディープリムホイールが足元で強烈な存在感を放っていた。
オーナーのあめちゃんさんにとって、この300は3台目のランドクルーザー。
100、200と乗り継いだあと、家族が増えたことでヴェルファイアへ乗り換えた。しかし、「便利だけど、乗っていてワクワクしなかった」と笑う。
子どもが大きくなり、再び選んだのはランクル300。そのなかでも、街中でよく見かけるZXではなく、GRスポーツだった。
「ロードハウスのGRスポーツを見た瞬間に、『これだ!』と思いました」。
そこから目指したのは、ラグジュアリーでもクロカンでもない、本格オーバーランド仕様だった。
まず足元にはKMC XD820 GRENADEをチョイス。
「王道じゃなく、とにかくディープリムを履きたかったんです」。
選んだサイズは20×12J・オフセット-44。そこへ35インチのNITTO TRAIL GRAPPLERを組み合わせる。
このワイドな足元を成立させるためオーバーフェンダーを装着。50mmフェンダー+50mmのラバーを組み合わせることで、迫力満点のワイドフォルムを実現している。
そしてルーフにも強いこだわりがある。
ベースはライノラックのパイオニア プラットフォーム。その上へリックスボックスとINNOのルーフデッキを組み合わせるという、少し珍しいレイアウト。
「リックスボックスを2個載せる仕様は結構見るので、違うことをやりたかったんです」。
INNOのルーフデッキはサイズ感が絶妙で、シャベルホルダーとしても活躍。収納と長尺物を分けることで、見た目だけでなく使い勝手も向上させている。リアサイドにはスタック時に使用するリカバリーボード(実はジムニー用のため少々小さい)も設置するなど、オーバーランドらしい実用性を徹底的に追求していた。
他にも実用性を重視したパーツは色々ある。
室内に設置した12トン対応の牽引ロープは安心の橋研製。これは見た目のアクセントではなく「もしも」のための本格装備だという。
さらにメタル仕様の給油キャップは鍵付きへ交換するなど、見た目のスタイルアップだけでなく盗難対策としての役割も担う。
今回のイベントではAFNブースで念願のアイアンバンパーについて直接相談してきたそう。リフトアップ車への装着も問題ないと聞き、次なるカスタムプランもすでに動き始めている。
オーストラリア製パーツを中心に、積載レイアウトまで一つひとつ理由があって選ばれている。GRスポーツという個性を生かしながら、自分だけのオーバーランドスタイルを作り上げた一台だ。











OWNER あめちゃんさん
主要SPEC⚫️WHEEL:KMC XD820 GRENADE(20×12.0-44)⚫️TIRE:NITTO・TRAIL GRAPPLER M/T(35×12.50)⚫️EXTERIOR:F=ARB⚫️SUSPENSION:リフトアップ=SKTスプリング 他
【LAND CRUISER FES JAPAN 2026】
開催日:2026年6月14日(日)
開催場所:富士スピードウェイ
PHOTO:秋元栄二郎


