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今日は何の日?

■3ナンバー化して基本性能を高めた5代目アコード

1993年9月2日に発表されたホンダ5代目「アコード」

1993年(平成5)年9月2日、ホンダは5代目「アコード」を発表した(発売は、9月15日)。5代目アコードは、米国市場の要望を受けて堂々たるワイドな3ナンバーボディとなり、広い室内空間と高い安全性能を確保した上で、優れた走りと環境性能を実現した。

シビックよりワンランク上の人気セダンに成長したアコード

1976年5月にデビューしたホンダ初代「アコード」。シビックの兄貴分として登場
1976年5月にデビューしたホンダ初代「アコード」

初代「アコード」は、「シビック」のワンランク上のセダンとして1976年5月にデビューした。当時はCVCCエンジンの開発など排ガス規制(マスキー法)対応に追われて新規開発をする余裕がなかったため、基本的にはシビックベースで多くの部品が流用された。

アコードは、丸目4灯のヘッドライトに大きなテールゲートをもつ3ドアハッチバックボディに、最高出力80ps/最大トルク12.3kgmを発揮する1.6L 直4 CVCC SOHCエンジンを搭載。翌年1977年10月には4ドアセダン、1978年にはエンジンが1.8Lに換装された。ゆとりの室内スペースとシビックゆずりの走りが魅力のアコードは、シビック同様人気モデルとなり、特に米国では大ヒットを記録した。

1981年にデビューしたホンダ2代目「アコード」。日本メーカーとして初の米国生産を開始
1981年にデビューしたホンダ2代目「アコード」。日本メーカーとして初の米国生産を開始

初代から海外市場を意識したアコードは、1981年9月に初のモデルチェンジを行ない、キープコンセプトながら米国における海外ブランド車のトップセールスを記録した。また、日本メーカーとして初の米国現地生産を始めた。1985年6月にモデルチェンジした3代目は、ワイド&ローのスタイリングにリトラクタブルヘッドライトでスポーティさをアピール。1989年9月にデビューした4代目は、固定ヘッドライトに戻して4WSやABSなど先進技術が装備されたのが特徴だった。

1985年に誕生したホンダ3代目「アコード」
1985年に誕生したホンダ3代目「アコード」
1989年に誕生したホンダ4代目「アコード」
1989年に誕生したホンダ4代目「アコード」

3ナンバー化で居住性と安全性を向上した5代目アコード

1993年9月2日に発表されたホンダ5代目「アコード」
ホンダ5代目「アコード」のリアビュー

5代目「アコード」は、1993年9月のこの日に発表され、発売はセダンが同年9月、ワゴンとクーペが翌1994年3月に始まった。5代目アコードは、全幅を拡大して堂々の3ナンバーサイズとなり、広い室内空間と高い安全性が確保された。特に安全性については、構造の見直しによって厳しい米国の衝突基準を満たし、ワイドな全幅が側面衝突に非常に有利だった。

ホンダ5代目「アコード」に搭載されたエンジン
ホンダ5代目「アコード」に搭載された2.2L DOHC VTEC エンジン
ホンダ5代目「アコード」に搭載された2.2L SOHC VTEC エンジン
ホンダ5代目「アコード」に搭載されたエンジン
ホンダ5代目「アコード」に搭載されたエンジン
ホンダ5代目「アコード」に搭載されたエンジン

スタイリングは、シンプルながらスポーティにデザインされ、フロントの大型エアダムスポイラー、サイドにはガーニッシュを採用するなど優れた空力性能も発揮した。インテリアについては、安心感と解放感を両立するフロントアッパーパッドと、快適性を高めるコンフォートラウンドインテリアとに上下2分割したツートーン・ラップラウンド・インテリアが採用された。

1993年9月2日に発表されたホンダ5代目「アコード」のサスペンション

パワートレーンは、最高出力125ps/16.8kgmを発揮する1.8L、135ps/18.5kgmの2.0L、145ps/20.2kgmの2.0L 直4 SOHC、190ps/21.0kgmの2.2L 直4 DOHCの4種エンジンと、5速MTおよび4速ATの組み合わせ。2.2L 直4 SOHCエンジンにはVTEC機構が組み込まれ、クラストップレベルの燃費が達成された。

1993年9月2日に発表されたホンダ5代目「アコード」

車両価格は179.8万~249.9万円に設定。当時の大卒初任給は18.5万円程度(現在は約23万円)だったので、単純計算では現在の価値で約224万~311万円に相当する。

翌年には米国生産のクーペとワゴンが日本デビュー

5代目「アコードセダン」デビューの翌1994年3月に米国HAM(ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチャリング)生産の「アコードクーペ」と「アコードワゴン」が、日本で輸入発売された。

1994年3月にデビューしたホンダ「アコードクーペ」

前年発売されたセダンは日本生産(米国向けセダンは、米国製)だが、クーペとワゴンは米国HAM生産で、初めて日本で輸入販売されたのは、クーペが1988年、ワゴンが1991年で、今回のクーペとワゴンはいずれも3代目に相当する。

1994年3月にデビューしたホンダ5代目「アコードワゴン」

クーペは、優れた空力特性と快適な居住空間を両立させ、2ドアクーペの流れるようなのびやかなフォルムと、全面グリーンガラスやデュアルエキゾーストなどにより、スポーティさを強調。ワゴンは、セダンの基本フォルムを活かしながら、流麗な大きくラウンドした曲面リアガラスや存在感のある力強いウエッジシェイプによってスタイリッシュなフォルムが形成された。

パワートレーンは、基本的には最高出力147ps/最大トルク20.3kgmの2.2L 直4 SOHC VTECエンジンと電子制御4速ATの組み合わせだが、高性能グレード「SiR」には193ps/21.8kgmの2.2L 直4 DOHC VTECエンジンが搭載された。

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5代目アコードは、3ナンバー化してエンジンも主力を2.2Lにした、従来よりも上級化に舵を切ったモデルだった。これは、北米仕様として最適化されたためで、日本では3ナンバー化にネガティブな意見もあったようだ。これを裏付けるように、6代目では5ナンバーボディに戻して、日本専用ボディとした。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

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