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今日は何の日?■4代目ステップワゴンの情報を先行公開

2009(平成21)年9月11日、ホンダは翌10月9日に発売予定の4代目「ステップワゴン」に関する情報を、オフィシャルWebサイトで先行して公開した。ステップワゴンは、5ナンバーながら低床化と高いルーフによって余裕の室内空間と快適性を実現して大ヒット。ただしライバル出現で勢いは徐々に減速気味…。そのような状況下で4代目が登場した。
クリエイティブ・ムーバー第3弾として大ヒットしたステップワゴン
ホンダは、1990年代に独自のコンセプト「クリエイティブ・ムーバー(生活創造車)」をベースにしたFFベースの新型モデルを展開。第1弾が「オデッセイ(1994年~)」、第2弾「CR-V(1995年~)」、そして登場した第3弾がミニバンのステップワゴン(1996年~)だった。

1996年5月にデビューしたステップワゴンは、シビックをベースにしたFFベースのボクシーなミニバン。最大の特徴は、5ナンバーの3列シートながら低床化と高いルーフによって、余裕の室内空間と快適性が実現されたこと。

パワートレーンは、最高出力125ps/最大トルク19.5kgmを発揮する2.0L 直 4 DOHCエンジンと4速ATの組み合わせ、駆動方式はFFを基本とし、オンデマンド式4WDも用意された。ミニバンとしては比較的軽量だったステップワゴンは、ミニバンらしからぬスムーズな走りも好評だった。
広い室内を持つ手頃な5ナンバーサイズのステップワゴンは、発売から3年間ミニバン首位を独走する大ヒットを記録。従来のセダン系ファミリーカーとは異なる、新しい形のファミリーカーを提案することに成功したのだ。
強力なライバル出現でステップワゴン人気も徐々に低下

人気のステップワゴンは、2001年4月に初のモデルチェンジで2代目へ移行した。2代目は、人気の初代のコンセプトを継承して、さらに利便性や快適性が高められた。

先代と同じように大きなグラスエリアを持つ、短いボンネットのボクシーなスタイリングながら、特徴は初代以上の広い室内空間であり、3列シートで様々なシートアレンジが楽しめた。2代目も引き続き好評を得たが、初代ほどの人気は獲得できなかった。

そして、2005年5月にステップワゴンは3代目へとモデルチェンジ。ボクシーなスタイリングから低い姿勢のスタイリッシュなフォルムになり、片側スライドドアを両側スライドドアに変更。さらなる低床化と低重心化によって、走行安定性も向上して乗用車感覚の走りが楽しめるようになった。


しかし、2代目、3代目と引き続き人気を得たものの、初代のような大ヒットにならず、やや人気に陰りが見え始めた。その理由は、2001年11月にトヨタ「ヴォクシー/ノア」、1999年6月に日産自動車の2代目「セレナ」といったステップワゴンに近いコンセプトの強力なライバルが登場したからだ。以降は、“三つ巴”状態の激戦が展開したが、ステップワゴンはやや劣勢だった。
クラストップの室内空間と燃費を達成した4代目

2009年9月のこの日に先行して情報公開された4代目ステップワゴンは、翌10月9日から発売された。

4代目は、ホンダ伝統の低床・低重心パッケージをベースとし、家族みんなが楽しく、楽に移動できるクルマを目指して開発された。その特徴は、再び背の高いボクシーなフォルムに戻り、使い勝手を追求してユーティリティ志向に回帰したこと。
全長と全高を拡大することで、クラス最大級のゆとりある室内空間、またガラスエリアを世界最大級に拡大することで、乗員みんなが開放的なドライブが楽しめるようしたのだ。
刷新されたパワートレーンは、最高出力150ps/最大トルク19.7kgmを発揮する2.0L 直4 DOHC i-VTEエンジンとCVT、4WDは5速ATが組み合わされた。エンジンがロングストローク化され、さらにバルブタイミング制御と同時にDBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)によってスロットルバルブを最適に制御する可変吸気量制御により、吸気抵抗によるポンピングロスを大幅に低減し燃費性能が大幅に向上。クラストップレベルの低燃費を実現し、広くてエコなミニバンをアピールした。

車両価格は208.8万~320.8万円(2WD)/235.8万~345.8万円(4WD)に設定された。4代目ステップワゴンは好調に滑り出し、発売翌年の2010年には久しぶりにミニバンの年間販売台数トップの座に返り咲き、大ヒットモデルとなった。

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好調だった4代目「ステップワゴン」は、その後も堅調な販売を続けたが、2015年以降から再びトヨタ「ヴォクシー/ノア」と日産「セレナ」の後塵を拝するようになり、現在もその状況は変わっていない。ライバルに比べて、おとなし目のデザインや先進性など決め手に欠けている点が要因かもしれない。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。










