LEXUS LS

センタートンネルを新たに補強

1989年にアメリカでデビューして以来、レクサスLSは静粛性や乗り心地を重視しながら進化を続けてきた。
1989年にアメリカでデビューして以来、レクサスLSは静粛性や乗り心地を重視しながら進化を続けてきた。

「LS」は1989年、レクサスブランドの誕生とともに米国で発売されたフラッグシップモデルである。以来、静粛性や乗り心地を重視しながら、世代ごとに新たな技術や価値を取り入れてきた。現行型は2017年にデビューした2代目(日本市場)で、2020年にマイナーチェンジしたほか、2022年まで毎年のように一部改良を受けてアップデートされ続けてきた。

今回の一部改良では、従来のフロントエンド、リヤエンドに加え、新たにセンタートンネルを補強。車体中央部の剛性を高めることで、ボディ全体の一体感を高めた。さらに、リヤサスペンションブレースとラゲッジブレースには、REDS(Response-Enhancing Damping Structure)を採用した。REDSは、ブレースに熱硬化樹脂を塗布して焼き付けることで振動を抑える構造。今回のLSでは高周波振動の低減を狙い、操縦安定性と乗り心地の向上につなげているという。

AVSとEPSも再チューニング

今回の一部改良では、ボディやシャーシの基本性能を引き上げた。
今回の一部改良では、ボディやシャシーの基本性能を引き上げた。

足まわりとステアリング制御にも手が加えられた。電子制御サスペンションのAVSと電動パワーステアリングのEPSを再チューニングし、より自然で扱いやすい操舵感を追求。あわせて、旋回時のロールや加減速時のピッチを抑え、車体姿勢をよりフラットに保つことを目指した。これによりステアリング操作に対する応答をよりリニアにし、ドライバーの意図に忠実な挙動を実現したと謳う。

今回の変更は、レクサスが各モデルで進める「Lexus Driving Signature」熟成の一環。大幅な仕様変更というよりも、ボディやシャーシの基本性能を確実に引き上げる内容といえる。

パノラマルーフを全車に設定

パノラマルーフを全グレードにメーカーオプションとして設定した。
パノラマルーフを全グレードにメーカーオプションとして設定した。

装備面では、パノラマルーフを全車にメーカーオプションとして新設定した。前方にはメッシュタイプのディフレクターを採用し、ルーフ開放時の風切り音を低減。後席を含め、より開放感のある室内空間を楽しめるようにしている。

また、“EXECUTIVE”では、オーナメントパネルの「切子調カットガラス」を選択できる内装色を拡充。インテリアコーディネートの幅を広げた。

LS500hは1414万円から

オーナメントパネルの「切子調カットガラス」を選択できる内装色も拡充された。
オーナメントパネルの「切子調カットガラス」を選択できる内装色も拡充された。

今回発表された「LS500h」は、3.5リッターV6エンジン「8GR-FXS」を搭載するハイブリッドモデル。各グレードに2WD(FR)とAWDが設定される。メーカー希望小売価格は、「F SPORT」のRWDが1414万円から。「EXECUTIVE」のAWDは1805万円に設定されている。

グレード駆動方式価格(税込)
LS500h F SPORT2WD / AWD1414万円 / 1462万円
LS500h version L2WD / AWD1604万円 / 1652万円
LS500h EXECUTIVE2WD / AWD1757万円 / 1805万円
「レクサス LS」は、レクサスブランドのフラッグシップセダンとして1989年にアメリカで誕生。現行モデルは5代目にあたる。

レクサスの頂点に立つフラッグシップセダン「レクサス LS」とは?|性能や特徴、新車・中古車価格

レクサス LSは、1989年にレクサスブランドとともに誕生したフラッグシップセダンである。世界最高水準の静粛性や快適性、品質を追求し、日本ならではの「おもてなし」の思想を取り入れながら進化を続けてきた。現行モデルは流麗なデザインとドライバーズカーとしての走りを高次元で融合し、レクサスの技術と哲学を象徴する存在として位置づけられている。