
KTM 790 ADVENTUREが2026年モデルへ進化
KTM 790 ADVENTUREは、KTMラインナップのミドルレンジを担うアドベンチャーツーリングモデルである。搭載されるのは799cc水冷並列2気筒「LC8c」エンジン。最高出力95ps、最大トルク87Nmを発生し、オンロードからダートまで幅広いシチュエーションに対応する。
2026年モデルでは、電子制御システムと足まわりを組み合わせた総合性能をさらに磨き込み、長距離ツーリングからオフロード走行までを高次元で両立している。
前後サスペンションにはWP APEX製ユニットを装備。フロントには43mm倒立フォークを採用し、左右独立で伸び側/圧側減衰調整に対応する。フォークトップキャップのダイヤル操作のみでセッティング変更が可能なため、とくに林道や未舗装路での走行時に扱いやすい構成となっている。
リヤショックもプリロードおよび伸び側減衰調整に対応。足まわり構成は上級モデル「KTM 890 ADVENTURE」に近い仕様となる。

オフロード性能とツーリング快適性を両立
KTM 790 ADVENTUREは、ABSオフロードモードを標準装備する点も特徴だ。フロント側のABS介入を軽減しつつ、リヤ側は完全無効化できるため、リヤタイヤを滑らせながらのコントロールにも対応する。
ホイールはフロント21インチ、リヤ18インチを採用。オフロードタイヤの選択肢も広く、本格的なダート走行を想定したパッケージングとなる。
一方で、シート高は840mmに抑えられており、アドベンチャーモデルとしては比較的足着き性にも配慮された設計だ。さらに燃料タンクをエンジン横へ配置することで低重心化を実現。燃料残量による重心変化も抑え、取り回しや低速域での扱いやすさにもつなげている。
ラリーレイドマシンをイメージしたフロントフェアリングも790 ADVENTUREの特徴である。中央部に最小限のスリットを設けることで、高速走行時にコクピット内で発生しやすい負圧を低減。長距離走行時の快適性向上を狙った構造となる。
フロントカウル周辺はアルミ鍛造ブラケットで支持され、堅牢性と軽量化を両立している。
5インチTFTやUSB-Cも標準装備
コクピットには5インチフルカラーTFTディスプレイを採用。USB-Cコネクターも標準装備され、スマートフォンなどの充電にも対応する。
さらに、KTM純正POWERPARTSのホルダーを装着すれば、スマートフォンマウントも容易に行える仕様となっている。
メーカー希望小売価格は146万円。カラーはオレンジを設定する。発売予定時期は2026年5月。保証期間は条件付きで最長4年間となる。





KTM 790 ADVENTURE 主要諸元
- 発売予定時期 :2026 年 5 月
- メーカー希望小売価格:1,460,000 円(消費税 10%込み)
<主要諸元> - エンジン型式 :水冷 4 ストローク DOHC 並列 2 気筒
- 総排気量 :799 cc
- 最高出力 :95 PS
- 最大トルク :87 Nm
- 変速機 :6 速
- ホイール(F/R) : 2.50-21″ / 4.50-18″
- ホイールベース:1,509 mm ± 15 mm
- シート高 :840 / 860 mm
- 燃料タンク容量:約 20 l
- 車輌重量 :約 203 kg(燃料含まず)
- カラー :オレンジ
- 保証期間 :最長 4 年間(条件有り)
※主要諸元の値は EU 仕様のものとなります。日本仕様で
は値が異なる場合があります。
※ アクション画像はクローズドエリアでのプロライダー
によるものです。車輌は欧州仕様車でオプションパー
ツが装着されています。日本仕様とは仕様が異なる場
合があります。




