
プレスカブのフレームにグロムのエンジンを搭載
イメージしたカタチを実現するため、プレスカブのフレームにグロムのエンジンと前後12インチホイールをドッキング。そもそもエンジンマウントの数や位置が異なる2台だけに、すべて加工が前提というチャレンジングなカスタムだ。

エンジンだけでなく、メーターもグロム用を採用。ハンドルはグロム純正を切って幅を詰め、ステムもワンオフで製作している。異なる車種のパーツを組み合わせながら、ひとつの車体として違和感なくまとめ上げているのが見事だ。
前後12インチ&ディスクブレーキ化も自作で対応
切って、削って、溶接して……という作業は、車体のあらゆる部分に及んでいる。

スイングアームは純正長を保ったままワイド加工し、グロム用の社外ホイールを装着。前後ディスクブレーキ化に伴うキャリパーサポートやホイールカラーも、当然ながら自作されている。
切り取って残ったパーツも無駄にはしない。ヘッドライト上に備わるバイザー状のパーツは、リヤフェンダー先端を削って流用したもの。単なる部品交換ではなく、加工の過程で生まれた素材まで活用している。
FI化やマフラー製作にも試行錯誤を重ねた
意外に苦労したのが、グロムエンジンのFI化に伴う燃料系だったという。カブの燃料タンクへグロム用燃料ポンプを溶接し、現行カブ用の燃料ホースを使ってシステムを構築。見た目からは分かりにくい部分にも、大掛かりな加工が施されている。
チタンマフラーもオーナーによる自作品。当初は車体下へまとめていたが、地上高を確保するために現在の取り回しへリメイクされた。

リヤフェンダーはカットし、テールランプ用のマウントベースを溶接。イメージした姿を実現するため、細部まで作り直しを重ねて完成した、文字どおりのオリジナルカスタムである。
ディテールチェック



撮影したのはこのEVENT!
「第17回 カフェカブパーティin関西」
■日時:2022年5月29日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)
2022年5月29日(日)に滋賀県で開催された「カフェカブパーティin関西」は琵琶湖のほとりという絶好のロケーションで大人気。コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催ということもあり、多くのカブヌシが会場に集結した。
【モトチャンプ】