14インチのリトルカブを17インチ化し、72本スポークホイールを組み合わせてビンテージテイストを演出。自作ボックスの風合いやペイントとの相性も抜群だ。

スタンダードモデルをベースにビンテージスタイルを追求

一見するとリトルカブ50周年モデルをベースにしているように見えるが、実際はスタンダードモデルがベース。ボディはペイントで近似色に仕上げ、17インチ化した足周りと72本スポークホイールを組み合わせることで、クラシカルな雰囲気を演出している。

14インチのリトルカブを17インチ化したことで全体のプロポーションも大きく変化し、ビンテージバイクのような存在感を獲得。ボディカラーや各部の質感まで丁寧に作り込まれ、純正モデルとはひと味違う雰囲気に仕上げられている。

木工と金属加工を組み合わせた自作パーツが見どころ

この車両最大の特徴が、自作パーツの完成度の高さだ。

レトロな雰囲気を漂わせるフロントキャリアとリヤボックスは、金属パーツを曲げて溶接し、木材を切り出して製作した完全オリジナル。理想のサイズやデザインを求め、イチから製作されたという。

レッグシールドいっぱいに貼られたステッカーも、市販品ではなくWEBで集めたデザインをアレンジして自作したもの。車体全体の世界観に合わせて統一感を持たせるなど、細部までオーナーのセンスが光っている。

手間を惜しまないDIYが完成度を高める

マフラーは市販のアップタイプをベースに、ハンターカブ用ヒートプロテクターを装着できるようマウントを自作。細かな加工を積み重ねながら、自分だけのスタイルを形にしている。

さらにサイクルメーターをレッグシールド内側へ埋め込み、計測センサーはリヤホイール側へ設置するなど、機能性にもこだわった仕上がり。木工や溶接、塗装まで幅広い加工技術を生かし、「作る楽しさ」をそのまま形にした一台といえる。既製品を組み合わせるだけでは味わえない、DIYカスタムならではの魅力が詰まったリトルカブだ。

ディテールチェック

市販のハンドルをカット&溶接し、理想の形状へ加工。フロントキャリアもサイズを採寸しながらイチから製作したオリジナルだ。
リヤボックスはスチールフレームと木板を組み合わせた完全自作品。各種ロゴはステンシルでペイントし、ステンレス製リヤキャリアも自作している。
17インチ化に合わせて72本スポークホイールを採用。足周りの存在感を高めるだけでなく、ビンテージスタイルを印象づける重要なポイントになっている。

撮影したのはこのEVENT!

「第17回 カフェカブパーティin関西」
■日時:2022年5月29日(日)
■開催地:大津湖岸なぎさ公園(滋賀県)

2022年5月29日(日)に滋賀県で開催された「カフェカブパーティin関西」は琵琶湖のほとりという絶好のロケーションで大人気。コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催ということもあり、多くのカブヌシが会場に集結した。


【モトチャンプ】