
ローライダーの世界観をスーパーカブで表現
最大の特徴は、幻の60周年記念車をイメージしたゴールドのボディカラーと、アメリカンローライダーを思わせるスタイリングだ。
前後には多スポークリムを組み合わせ、ホワイトウォールタイヤと車高を約5cm落としたフォルムによって、ディープフェンダーを装着したような低く構えたシルエットを実現。派手さだけではなく、全体のバランスまで緻密に計算された仕上がりとなっている。

さらにヘッドライトやウインカーにはハーレー用メッキパーツを流用し、細部までローライダーらしい雰囲気を追求している。
ハーレー用エアサスと左右2本出しマフラーを採用

リヤサスペンションにはハーレー用エアサスを大胆に移植。もともとはオールブラックだったユニットを上下でゴールドとシルバーに塗り分け、まるで純正装着品のような自然な仕上がりとしている。

操作系も見どころの一つで、本来はシングルスイッチだったエアサスを、起動・車高アップ・ダウンの3系統へ変更。レッグシールド内側へスイッチを設置するなど、見えない部分まで丁寧に作り込まれている。

さらに根元から二股に分かれるワンオフの左右2本出しマフラーを製作。長めのサイレンサーを組み合わせることで、アメリカンのチョロスタイルをイメージした迫力あるリヤビューを完成させた。
細部に宿るクラフトマンシップ
細かなディテールにもオーナーのこだわりが詰まっている。


フルオーダーで製作した本革シートには、車のローライダーをイメージしたペイズリー柄やリーフ模様を彫刻。ゴールドのボディとの相性も抜群で、高級感をさらに引き立てている。
ローライダーらしい世界観を大切にしながらも、スーパーカブらしさを失わない絶妙なバランス感覚こそ、このマシン最大の魅力といえるだろう。
撮影したのはこのEVENT!

「第25回 カフェカブミーティングin青山」
■日時:2022年10月16日(土)・17日(日)
■開催地:Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区※現在は休館)
2022年10月15日(土)、16日(日)にホンダ本社ビルで開催された「カフェカブミーティング青山」は、3年ぶりの開催ということもあり、心待ちにしていたカブ乗りが全国から集結。今回はエントリー台数を各日200台に絞って実施されたが、申し込み開始からわずか30分ほどで定員に達するという異例の人気ぶりだった。一般来場者も含め、多くの“カブフリーク”が会場を訪れた。開催中は、通りすがりの年配者や小学生からも「これカブなの? 素敵ねぇ〜」「うわっ、コレすごい!」といった声が聞こえ、世代を超えて多くの人がスーパーカブの魅力に引き込まれていた。
なお、Hondaウエルカムプラザ青山は本社移転に伴い2025年3月31日をで休館しており、同イベントは2024年が最後の開催となっている。
【モトチャンプ】