レッグカウルのセンターラインやセミオーダーのロングコブラシートがクラシカルな雰囲気を演出。メッキのエアクリーナーカバーもアクセントになっている。

北米C105をイメージしたレトロスタイル

目指したのは、スチューデントキットを装着した北米仕様C105の世界観。あえてグレーを選ぶことで、クラシカルな雰囲気に加え、少しワイルドな印象も与えている。

C100純正ハンドルカバーを加工して装着し、フロントカバーはリプロダクト品を使用。CT90用レバーを追加した“トリプルブレーキ仕様”も見どころだ。

初代C100用プレスハンドルや小型メーター、後期型のおむすびテールなど、新旧の純正パーツを違和感なく組み合わせたスタイリングは見事。さらにリプロダクトパーツも上手に活用し、完成度の高いレトロカスタムへと仕上げている。

見た目だけでなく走りも本格派

エンジンはタイカブ用ユニットへ換装し、97cc・4速ミッション化。アウトスタンディングモーターサイクル製スチールモナカマフラーやPCφ20キャブレターを組み合わせ、扱いやすさと走行性能を向上させている。

足周りにはビッグドラムブレーキとデイトナ製プロブレーキシューを採用。さらにCT90用レバーを利用することで左手でもリヤブレーキを操作できる“トリプルブレーキ仕様”とするなど、機能面にも独創的なアイデアが盛り込まれている。

センスが光る純正流用とディテールワーク

カヤバ製サブタンク付きリヤショックを採用し、足周りを強化。プレスカブ純正スイングアームとの組み合わせで、快適な走行性能を実現している。

スイングアームには高い強度を誇るプレスカブ純正品を流用し、カヤバ製サブタンク付きリヤショックを組み合わせて足周りを強化。

レッグカウル中央のラインやロングコブラシート、メッキのエアクリーナーカバーなど、クラシカルな雰囲気を損なわないアクセントも絶妙だ。車のインテリアデザイナーというオーナーならではのセンスが随所に感じられる完成度の高い一台である。

ディテールチェック

後期型C100で採用された三角形の“おむすびテール”を移植。リヤウインカーはリトルカブ用を流用し、コンパクトでスッキリしたリヤビューを実現している。
C100純正ハンドルカバーを加工して装着し、フロントカバーはリプロダクト品を使用。CT90用レバーを追加した“トリプルブレーキ仕様”も見どころだ。

撮影したのはこのEVENT!

「第25回 カフェカブミーティングin青山」
■日時:2022年10月16日(土)・17日(日)
■開催地:Hondaウエルカムプラザ青山(東京都港区※現在は休館)

2022年10月15日(土)、16日(日)にホンダ本社ビルで開催された「カフェカブミーティング青山」は、3年ぶりの開催ということもあり、心待ちにしていたカブ乗りが全国から集結。今回はエントリー台数を各日200台に絞って実施されたが、申し込み開始からわずか30分ほどで定員に達するという異例の人気ぶりだった。一般来場者も含め、多くの“カブフリーク”が会場を訪れた。開催中は、通りすがりの年配者や小学生からも「これカブなの? 素敵ねぇ〜」「うわっ、コレすごい!」といった声が聞こえ、世代を超えて多くの人がスーパーカブの魅力に引き込まれていた。
なお、Hondaウエルカムプラザ青山は本社移転に伴い2025年3月31日をで休館しており、同イベントは2024年が最後の開催となっている。


【モトチャンプ】