連載

今日は何の日?

■コペンの走りを極めたアルティメットエディション

2006年6月にデビューしたダイハツの特別仕様車「コペン・アルティメットエディション」

2006(平成18)年6月14日、ダイハツは軽のオープンスポーツ「コペン」にスポーティな特別仕様を装備して、走りを極めた「コペン・アルティメットエディション」を発売した。足まわりにビルシュタイン製ダンパーとBBS製15インチアルミホイール、インテリアには専用シートやMOMO製ステアリングホイールが装備された。

電動オープンルーフを備えた軽オープンスポーツのコペン

2002年6月、ダイハツから軽自動車の2シーター・オープンスポーツ「コペン」がデビューした。

2002年6月にデビューしたダイハツ「コペン」

コペンは、丸いヘッドライトとレトロな雰囲気のラウンディッシュで個性的なスタイリングと、軽初の電動オープンルーフが特徴である。スタイリングについては、フロントグリルとリアナンバーホルダー、ボンネットとトランク、それぞれの形状を共通化することで、まるで前後対称なユニークなフォルムがスポーティながら愛らしさをアピールした。

2002年6月にデビューしたダイハツ「コペン」

また、世界最小の電動開閉式ルーフの“アクティブトップ”は、ボタン操作によってアルミ製ルーフが僅か20秒で収納される優れモノだった。

2002年6月にデビューしたダイハツ「コペン」

パワートレーンは、専用チューニングした最高出力64ps/最大トルク11.2kgmを発揮する660cc 直4 DOHCインタークーラーターボエンジンと電子制御4速ATおよび5速MTの組み合わせ、駆動方式はFF。特に高性能エンジンというわけではではなかったが、800kg程度の軽量・高剛性ボディとチューニングされたサスペンションなどのおかげで、軽快な走りが実現された。

2002年6月にデビューしたダイハツ「コペン」に搭載されたエンジン

車両価格は、手頃な149.8万円。廉価ながら贅沢な装備の軽オープンカーということで大きな話題となり、発売から10年間2012年までの販売台数は5万8496台、市場規模の小さいスポーツカーとしては上々の販売を記録した。

走りを追求したコペン・アルティメットエディション

2006年6月のこの日、コペンの特別仕様車「コペン・アルティメットエディション(LTIMATE EDITION)」がデビューした。

2006年6月にデビューしたダイハツの特別仕様車「コペン・アルティメットエディション」
ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のリアビュー

アルティメットエディションは、コペンのアクティブトップ仕様をベースに、足回りにはより優れた操縦性と高品位な乗り心地をもたらすビルシュタイン製のダンパーやBBS製15インチアルミホイールを装備。さらに、インテリアには鮮やかなオレンジとブラックのコンビカラーのレカロ製シート(アルカンターラ、シートヒーター付)やMOMO製本革ステアリングホイール、その他オレンジの専用ドアトリム、ビルシュタインエンブレムも装備された。

ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のコクピット
ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のオレンジとブラックのコンビカラーのレカロ製シート
ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のBBS製15インチアルミホイール
ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のMOMO製ステアリングホイール

パワートレーンは、ベースと同じ660cc 直4 DOHCインタークーラーターボエンジンと電子制御4速ATおよび5速MTの組み合わせ。車両価格は、4速AT、5速MTとも同額の189.0万円に設定され、ベース車よりも約32万円高だった。

ダイハツ「コペン・アルティメットエディション」のビルシュタイン製ダンパー
2006年6月にデビューしたダイハツの特別仕様車「コペン・アルティメットエディション」のリヤパフォーマンスブレース

魅力を引き立てる特別仕様車が続々と登場

コペンには、その魅力を引き立たせる特別仕様車が多数投入されたのも魅力のひとつだ。その仕様は2つに大別され、装備を豪華にした「アニバーサルエディショ」ンと、今回紹介した走りに特化した「アルティメットエディション」シリーズである。以下に、特別仕様車の簡単な履歴を記す。

・2003年7月:コペン1st ANNIVERSARY EDITION

上品なタンカラーのレザーシートやドアトリム、MOMO製のウッド&レザーステアリングを採用。

・2004年6月:コペン 2nd ANNIVERSARY EDITION

2004年6月に登場した特別仕様車、ダイハツ「コペン 2nd ANNIVERSARY EDITION」
2004年6月に登場した特別仕様車、ダイハツ「コペン 2nd ANNIVERSARY EDITION」のコクピット
2004年6月に登場した特別仕様車、ダイハツ「コペン 2nd ANNIVERSARY EDITION」のシート

レカロシートとMOMO製本革巻きステアリングホイール、レッドカラーのドアトリム、プロジェクター式ディスチャージヘッドランプを特別装備。

 ・2006年6月:コペン ULTIMATE EDITION ※上記の通り。

・2007年9月:コペン ULTIMATE EDITION II MEMORIAL

2007年9月にデビューしたダイハツ100周年の記念特別仕様車「コペン・アルティメットII メモリアル」
2007年9月にデビューしたダイハツ100周年の記念特別仕様車「コペン・アルティメットII メモリアル」
2007年9月にデビューしたダイハツ100周年の記念特別仕様車「コペン・アルティメットII メモリアル」のコクピット

ダイハツ創業100周年を記念した特別仕様車。ブラックメッキフロントグリルやクリアクリスタルリアコンビランプ、専用エンブレム、ホワイトメーターを装備。その他にも、BBS製の15インチアルミホイール、レカロシート、MOMO製ステアリングを装備するなど、100周年らしく豪華な仕様。

・2010年8月:コペン ULTIMATE EDITION

アルカンターラ素材のレカロシート(キャメル)または本革製スポーツシート(ブラック)、MOMO製の本革ステアリングまたはウッドステアリングを選択可能。

・2012年4月:コペン 10th ANNIVERSARY EDITION

2012年4月に登場したダイハツ「コペン 10th ANNIVERSARY EDITION」

2012年8月末の生産終了に伴い登場したファイナルエディション。10周年を記念したロゴとシリアルナンバーを刻んだアルミスカッフプレートカバー、ブラックメッキフロントグリル、本革製スポーツシートを採用するなど、ラストを飾るに相応しいプレミアムな仕様。

数々の特別仕様車を生んだダイハツ「コペン」

・・・・・・・・・・・・
誰もが気軽に楽しめて高機能で高級オープンカーのような電動開閉ハードトップを備えた本格オープンスポーツ。そんなコペンに、世界トップクラスのスポーツアイテムを惜しみなく投入したアルティメットエディションが200万円足らずに入手できる、まさに買って損はない軽のプレミアムスポーツである。
毎日が何かの記念日。今日がなにかの記念日になるかもしれない。

連載 今日は何の日?

by MotorFan
歴史 1時間前

走りがさらにスゴいダイハツ・オープンスポーツ特別仕様車「コペン・アルティメットエディション」は約30万円高の189万円で06年誕生【今日は何の日?6月14日】

by MotorFan
歴史 2026.06.13

タントより高身長の軽商用バン、ダイハツ「ハイゼットキャディー」が119万円~16年登場【今日は何の日?6月13日】

by MotorFan
歴史 2026.06.12

大衆車の頂点を目指せ!歴代トヨタ「カローラ」中、ゴージャス度高めな7代目は90万円~【今日は何の日?6月12日】