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今日は何の日?■欧州向けHR-Vに1.5Lターボエンジンを搭載

2018(平成30)年8月13日、ホンダモーター・ヨーロッパが「HR-V」の2019年モデルに1.5L 直4ターボエンジンを搭載することを発表した。HR-Vは、日本で2013年12月にデビューしたコンパクトSUV「ヴェゼル」の欧州仕様であり、HR-Vのターボモデルは翌2019年春に欧州各国に展開された。
国内で1代限りだが発売されたHR-V

「HR-V」が国内で登場したのは1998年9月のこと。全高を抑えながら地上高190mmを実現したステーションワゴンとSUVを融合させたようなハイランダースタイルが特徴のコンパクトSUVだった。フロントマスクは、大小2つの円型ライトとその曲線に合わせたバンパーで構成され、若々しい雰囲気をアピールした。

パワートレーンは、最高出力105ps/最大トルク14.1kgmの1.6L 直4 SOHC VTECエンジンとCVTおよび5速MTの組み合わせ、駆動方式はFFとオンデマンド4WD。オンデマンド4WDは、タイヤがスリップすると初めて4WDになる方式。CVTは、ホンダマルチマチックSで、ステアリングに配置されたスイッチで通常走行用のDモードと、俊敏な走りが楽しめるSモードを切り替えることができた。

HR-Vの斬新で都会的なデザインは海外では人気を得たものの、国内では人気が限定的で期待したほど販売は伸びず、2005年に1代限りで生産終了となり、ホンダのラインナップから消えた。
フィットベースのコンパクトSUV・ヴェゼル誕生

その後HR-Vの後継として、3代目「フィット」のプラットフォームをベースにしたコンパクトSUV「ヴェゼル」が2013年12月にデビューした。

スタイリングは、安定感のあるロアボディとクーペのようなアッパーボディを融合させた、“Dynamic Cross Solid”デザインコンセプトを採用。インテリアについては、フローティングネオンリングと文字盤が発光して浮かび上がる大径発光式メーターが個性を放った。
パワートレーンは、最高出力131ps/最大トルク15.8kgmを発揮する1.5L 直4直噴DOHC i-VTEC、132ps/15.9kgmの直4 DOHC i-VTECに22kW(30ps)/160Nm(16.3kgm)のモーターを組み合わせた1モーターハイブリッド“SPORT HYBRID i-DCD”の2種。エンジン車にはCVT、ハイブリッド車には7速DCTが組み合わされた。駆動方式は、FFのほかにリアルタイム4WDが用意された。

市場に投入されたヴェゼルは、2014年11月には国内受注台数が10万台を超え、2014年のSUV販売台数ではトップに立つ人気モデルとなった。

一方ヴェゼルは、米国で2014年春、欧州では秋から「HR-V」として販売が始まった。ヴェゼルの海外名としてHR-Vが復活したのだ。ちなみに、欧州HR-Vのパワートレーンは、1.5L 直4直噴DOHC i-VTECガソリン、1.6L 直4 DOHCディーゼルターボの2種エンジンと、6速MTおよびCVTの組み合わせだった。
欧州HR-Vに1.5Lターボモデルを追加

そして、2018年8月のこの日、ホンダの欧州部門であるホンダモーター・ヨーロッパは、「HR-V」(日本名:「ヴェゼル」」の2019年モデルを発表。2019年モデルのHR-Vのハイライトは、この時点で日本のヴェゼルには設定されていない1.5Lターボエンジンの搭載である。2019年春以降に欧州各国に展開されるとのこと。

一方で日本のヴェゼルは、2018年12月にホンダの公式サイトで1.5L VTECターボ搭載を正式に発表。発売は翌2019年1月末に始まった。国内ヴェゼルと欧州HR-Vのターボエンジンは同じと考えられるので、以下にヴェゼルの情報からターボエンジンについて解説する。

新たに設定されたヴェゼルのターボエンジン搭載モデルは、「TOURING・Honda・SENSING(ツーリング・ホンダ・センシング)」とされ、パワートレーンは最高出力172ps/最大トルク22.4kgmを発揮する1.5L 直4 直噴VTECターボエンジンとCVTの組み合わせ、駆動方式はFFである。これにより優れた燃費性能と伸びやかな加速が実現された。

その他にも、ボディーの剛性を向上させ、専用仕様のパフォーマンスダンパーおよびヴェゼル初となるアジャイルハンドリングアシストの採用により、クルマとの一体感と走りのしなやかさを達成。エクステリアには、左右2本出しのエキパイフィニッシャーをはじめとした専用装備を採用するなど、優れた走りを予感させるデザインとし、インテリアは専用のブラウンインテリアを新たに設定するなどして上質な室内空間がSUVとして魅力を高めた。
ターボモデルの追加によって、HR-Vもヴェゼルも選択肢が増えて、高い人気を維持することに成功した。
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ホンダは、欧州から始まったダウンサイジングターボコンセプトを比較的積極的に取り入れている日本メーカーである。ヴェゼルの他にも、「シビック」や「ステップワゴン」、「グレイス」などが相当するが、現在のターボは高出力のためというより、低燃費を実現するためのアイテムとなっているのだ。
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