オーバーステアのセットを可能にする
初期反応のよさ

ST-5Fクラスをフィットで戦うチームブリッドはチーム監督の見並秀文さんに聞く。大のスウィフトファンで「1994年のミラージュカップから使っている」という。96年にはシビック東日本でチャンピオンに。2014年に鈴鹿でフィットのワンメイクレースが始まったときも、いち早くスプリングを換え、初年度のチャンピオンに輝いた。サニーのヒストリックカーレースやVITAでも恩恵を味わっている。

スーパー耐久はCUSCOのダンパー(フロント1way・リア3way)との組み合わせ。バネレートはフロント18㎏/mm、リア20㎏/mmあたりだ。

「スプリング自体の軽さがよくて、バネ下を軽くできる利点があります。プリロードをあまり掛けないで使いますが、初期の反応がよく、舵角が少なくて済み、タイヤのライフが延ばせる。反応のよさはコントロールのしやすさにもつながって、勝つための弱オーバーステアセットにドライバー全員が乗れるのも大きい」という。

見並さんは市販車でのスウィフトスプリングの使い方にも精通していて、カスタマーのチューニングカーやドレスアップカーを、それによって乗りやすくしたりもしている。


■東京発条製作所 TEL 03-3732-4112 https://tohatsu-springs.com/swift/

Photos/小林克好,編集部 Text/塚本剛哲